2012年1発目のブログは「当社の人事評価の考え方」について論じたい。タイトルはわが故郷鹿児島の西郷隆盛氏の主張から抜粋させて頂いた。

このテーマを選んだ理由としては、2013年卒の新卒採用を進める中で、人事評価については学生からあまりまだ質問されてない内容だと思うし、企業を選び働くという中で非常に大切な事だと考えたからである。ある意味就職するということはその企業に所属し、人生を捧げるような事の訳だから自分がどう評価されるかとうことは職業選択において最も重要な要素の一つだと私は考える。

一般的に企業の人事評価には「報酬」と「役職」という二つの結果が存在している。従ってこの二つの結果をどう捉え、どのように配分するかを決めるのが評価制度である。

私はこれら二つは「能力」と「人間力」という二つの評価軸にそれぞれが関連し合う物だと捉えている。つまり「報酬」は「能力」に連動し、「役職」は「人間力」に連動するという考え方だ。

これを整理すると以下4パターンの行動指針となる。
①「能力」「人間力」共に高い人は、誰もが認める「役職」につき、社内でも最高水準の「報酬」を手にする。
②「能力」は高いが「人間力」が低い人は、高い「報酬」を取るけれども「役職」特に要職にはつけない。
③「能力」は低いが「人間力」は高い人には出来れば役職を。そうでなくても何かしら特別な立場を準備する。
④「能力」は低く、「人間力」も低い人を当社は当然ながらそもそも採用しない。

①の部類のタイプを揃える事で企業経営する事が勿論理想だが、現実はそうにもいかない。大概の企業が②と③のタイプを上手く評価しながら適切な組織体制を構築していく必要がある。

かつて流行った能力主義の考え方は①と②の人間をほぼ横並びに扱ってきたが、我が社の考え方は少し違う。能力はないより、あった方がいいにきまっているが、「能力」だけに重きを置き、「人間性」は二の次としてきたかつての考え方は、結果として組織を蝕むことになりかねないことは歴史が証明していることでもある。我が社で②のタイプは人間的には至らない部分が多いが、直近の業績を残す為に有効な人材と理解し、十分に彼らが評価される環境を作りながらも、上役に立ててはいことが重要だと考えている。マネジメントが取り組むべきは②のタイプの欠点を見抜いた上で、その人が持っている長所、能力をどう活用するかである。

またこれと共に考慮しなければいけないのは「苦楽を共にしてきた社歴の長い仲間の存在」である。当社がまだ創業まもないころから不平不満を漏らさず、営々と努力を重ねてきたひとたちは往々にして素晴らしい人間力有る人になってるケースが多い。(我が社の古株社員も例外ではない)そんな人に重役もしくは社内で特別なポストを準備する事は②のタイプをどう扱うかと同じぐらい重要な事だと私は思う。

結論として本来あるべき人事制度は「人間性と連動して役職があがっていくという制度」である。だからこそ人事に課せられた本質的な課題は人徳があり、人望に厚い立派な人間性を兼ね備えた人を重要な役職に就けていく事だと私は考える。


~日本発世界へ 挑戦と冒険に挑むベンチャー企業~
バズー株式会社
代表取締役 森下洋次郎

お世話になっているアイパッションさん主催の8社合同説明会に参加した。

このイベントはパッションナビという媒体だけに、熱いベンチャー社長の元で働きたいという学生を母集団としている。
総じて感想としては全体的に皆のんびりし過ぎかなという所感を持った。もっと血眼になって社長にぶつかリ、自分の働く場所を真剣に探す為に、根掘り葉掘り聞き出すぐらいの姿勢を期待したが、意外とパンチが弱いなというのが正直な感想である。

私の意見を述べておこう。

ベンチャー就職を限定して考えてる学生は内定なんてさっさともらってその日からでも働きはじめるべきである。

考えてみるとよい。今の内定を決めて君たちが新卒として迎え入れられるには16ヶ月も先の話になる。この期間に就職活動を続けたり、残りの学生生活を過ごしたり、空いた時間で旅行を楽しんだり等という時間ははっきりいってベンチャー就職を希望する学生にとっては時間の無駄である。そもそもベンチャー就職する時点で社長の身近に身を寄せながら、寝食共にして社長の思考や思想を学び、短期間で自分でも体得出来るようにすべきである。鍛え抜かれた社長のもとで16ヶ月の時間ずっとこの行動を繰り返せば社会人5年目ぐらいと同じレベルのスキルを十分に身につけられる訳である。

そもそもこういった経験こそがベンチャー就職する最たる動機なのではないのだろうか?

しかしながらこの考えは昨今においてはベンチャー就職だけに限った話だけでもないと考えている。

30年後の我が国日本は想像以上にひどい状態が訪れる。生産人口が今よりも格段に減り、現時点で2人が1人の老人や子供を養っているのに対し、30年後には1人が1人を養う時代がやってくる。政治に斬新な手法が期待出来ない状況を鑑みると年金なんて全く期待出来ない訳で、如何に現役時代で稼げる人材になるかがポイントになる。経済成長が全く見込めてない我が国においてこれから生き抜くには、いち早く社会に適応し、稼げるプロフェッショナルを全員が目指すべきだと私は考えている。

最後の合同説明会では私は最初の段階で「すぐに働ける人の方がうちに向いてます」と明確にお伝えしたときの学生達の困った反応を鑑みてこのブログを書いておいた。学業が大事、余暇が大事、そんな人たちはそうしてればよい。少なくともこのブログはベンチャーで働きたいと本気で願う学生に向けてのメッセージだと捉えて頂くと幸いである。

P.S
余談だが、イベント自体の企画は非常に面白く8社対抗で行われる「学生と社長を交えたグループディスカッション対決」において我がチームは見事優勝。
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お題は「各チームの学生が担当社長の人事担当としてキャッチフレーズを考えて、PRしてください」というもの。チームにも恵まれ、60分のディスカッション時間で見事なブレークスルーに成功。結果にも恵まれて、最後に記念撮影。頑張ってくれたチームメートに感謝。
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久しぶりの更新である。

今日は私が大事にしている価値観について話をしてみよう。

2013年卒の採用解禁され、当社でも説明会をほぼ毎週行っている。毎月100名以上の学生と触れ合う中で気づくのが、際立つ学生には「大事な時に120%の能力を発揮出来るタイプ」が多いということである。

例えば先般行った説明会で当社の事業戦略を説明する前に「戦略とは何か?」と私が突然質問を投げかけたところ、多くの人が「作戦」や「戦い方」など単語で答える中、「勝負事で必ず勝つ為の術(すべ)では無いでしょうか?」と切れ味抜群に答えてくれた学生(ここでは仮にS君とする)がいた。緊張感溢れる会場で異才を放ったS君はその後のグループディスカッションでも皆からの指示を集め最も高い評価を得たことはご想像の通りである。言葉の定義ひとつで、自分の人生が劇的に変化する事を彼が理解してるのは勿論だが、それ以上に彼には全員の前で発表する時(=大事な時)に120%の力を発揮出来る能力を備えていたのだと言える。

私は経営者としてS君のような学生を合理的な判断は勿論の事、直感的にもそういうタイプの人と共に人生を歩みたいと思っている。恐らく人生の多くのシーンでこの能力の有無によって物事を判断される事が多く、その結果として大きな差がついてしまうケースが多い。つまり誰しもがこの能力を身に付けておくべきであると言えるであろう。

では120%の力を発揮する力はどのように身につければよいのだろうか?

ポイントはずばり「覚悟を決める」ということ。
勝負時に覚悟を決め、勝利に向けて全ての力を出し切ることである。

「覚悟を決める」とはどういうことか?

火事場の馬鹿力を例に説明しよう。

例えばアナタが明らかに強そうなチンピラ5人組に遭遇したとする。周囲はもう暗く人通りの少ない通りの為、逃げ道はない。謝っても通用しなそうな相手なもんだから状況としてはやるかやられるかの2択しかない。この時「明らかに自分よりも強そうだな」とか「怪我したらどうしよう」などのことを変に懸念して戦いに挑むよりは、後先全く考えず「もうどうなっても構わない」と覚悟を決めて戦いに挑んだ方が普通では到底考えられない、あり得ない力(=馬鹿力)を発揮するものだということ。思わぬ馬鹿力によってアナタが強敵に対して勝利する確率が飛躍的に向上するということである。
(※喧嘩は自己責任なので悪しからず。)

先のS君は毎日この火事場の馬鹿力を自然に発揮している訳であり、これが結果として時に「奇跡の力」として成り変わる。平凡な力で過ごす毎日と奇跡の力の連続な毎日のどちらが人生として充実したものになるかは聞く迄も無い事であろう。

しかしながらこういった経験は誰しもが少なからず経験した事があるのではなかろうか?幼い時に他の子を前に先生に褒められて優越感に浸れた時等はまさに近しい体験だと言える。しかし「経験した事がある」ことと今現在大人になっても「経験が習慣化されている」ことの違いはとても大きい。後者になる為にはS君のように先に述べた覚悟の効用を理解し、実践し続ける事である。その結果が「勝負強さ」として形になって現れる。一般的に勝ち組と称される人々にはこの能力が自然と備わっているケースが多い。

個人スキルを皆が120%集まれば自ずと競争原理が働き、さらに全体レベルが向上する。その環境の中で各々は自分がどこまで辿り着けるだろうという際限無きチャレンジを行い続けていけばよい訳である。

私が思うに日本経済はまだまだ捨てたものじゃない。最近よく参加する経営者交流会等では不況を全く感じさせないような力強い経営者がわんさかいる。彼らに共通して言えるのは本番に強い事、勝負時に抜群の力を発揮出来るという超戦闘値の高い男達ならではの共通点である。

個人能力を高めることに多くの人が関心を寄せ、競争原理によって日本経済が底上げされることを願う。


~日本発世界へ 挑戦と冒険に挑むベンチャー企業~
バズー株式会社
代表取締役 森下洋次郎

国内で所謂成功者と呼ばれる人々は慶應幼稚舎やハーバードMBAの卒業生であるケースが多い。また自身に子どもがいる場合は皆こういう教育機関に入る為に躍起になる現象が特に都内の富裕層を中心として起きている。慶應幼稚舎に至っては現在では倍率20倍とも言われ、セレブの中でも狭き門であることは専ら有名な話である。またハーバードMBAに至っては世界に経営大学院は数あれども「アメリカの大企業500位までの最高経営責任者の半分はハーバードMBAを持っている」と言われる程の人気と実績を誇っている実社会に大きな影響力を持っている学術機関である。マスコミの歪んだ報道により一部ではお受験やら歪んだエリート像のように揶揄されているようでもあるが、果たしてその言葉は本当に実態を映し出した正しい姿と言えるのであろうか?

一般的にはこれらの学校を卒業すればいい進路や就職先が保証される為と考えられがちではあるが、これらはあくまで見せかけにすぎない。かの教育機関の本質はまさに、「世界レベルで一流のリーダーを作ること、世界で通用する強い個性を育てること」にあると言える。

少し視点を変えた話をしよう。

これからの日本社会は皆さんご存知の通り、世界を牽引してきた日本社会の姿は垣間見れなくなるであろう。世界No1のGDPを誇るアメリカは現時点で日本は約3倍の差をつけられているが、これが30年先には6倍の差になってしまう。また2010年度に日本を追い抜かしたと言われている中国に至っては30年先には日本の10倍の国家に変貌するとまで言われている。この事実に加えこれからの日本社会には高齢化問題により、生産労働層の社会保障負担増が重くのしかかってしまう為、どんなポジティブな専門家にも明るい未来は到底見出せないというのが妥当な意見と言える。30年後にはメイドインジャパンと謳われ続けてきた先進国日本の姿は跡かたも無く消え去ってしまうというのにはそのような理屈がある。

こういった時代になってしまったものだから従来の偏差値教育に起因した「いい学校に入ること⇒いい就職が決まること⇒イイ生活が送れること」の三拍子はもはや通用しない。つまり一般的に知名度のある教育機関に入ることに躍起になった所で先々の人生が保証されることは皆無に近いと言う訳である。事実私が卒業したかつて名門と呼ばれた鹿児島ラ・サール学園には優秀な学生は多いものの、未だにフリーターの者や非正規雇用者(つまり契約社員)として生活する者も少なからず存在する。母校の名誉のために補足しておくと一般水準から比べると確かに活躍するものは確率で言うと多い方だと思うが、かつて名門と騒がれた時代に想像した未来と比べると卒業後に突き付けられた現実とは大きなギャップがあると言わざるを得ない。偏差値教育がもたらす結果が社会のニーズに答えられなかった姿を私は目の当たりにすることが多い。

話を少し戻しておこう。先に述べた慶應幼稚舎やハーバードMBAに人々は何故足を運ぶのか?社会的に成功したとされる人々の御子息・御令嬢がなぜ魅了されるのか?かの教育機関では従来の偏差値教育を主目的としていない。本来の目的は生きる力を付ける為、人間を極める為、世界に通用するリーダーシップ教育に重きを置かれているからである。これらの卒業生には一般人には体験し得ないような普通に生活していると体験し得ないような経験・人脈・仲間意識があるようである。

何故、私がこんなことに気付いたか?説明しておこう。

私は慶應幼稚舎やハーバードMBA卒業者ではない。確かに先に述べた通り中高は当時灘・開成と並んで御三家と呼ばれた鹿児島の名門ラ・サールを卒業し、その後は慶應義塾大学に進学した。偏差値教育社会においては及第点と言われた無難なキャリアを卒なくこなしてきた一般人の部類だと思っている。その後は外資系コンサルティングファームに勤務した為、これまた卒なき就職に落ち着いたと言ってよい。しかしながらその後、今から遡ること6年前に始めた起業経験が私の人生を大きく変えたきっかけを作ったと考える。

この経験において私は短い人生ながら少なからず自分が境地に立たされることが多々あった。経営者なら誰でも経験があることかもしれないが、人間は瀬戸際に立たされた時、つまり生きるか死ぬかの選択を迫られた時、本質を追究するという傾向があるらしい。例えばこんなことがあった。あるプロジェクトでクライアントから多額の数十億規模の賠償請求を強いられる事件が起こった。とてもじゃなく会社にも当然ながら私にもそんな支払い能力は存在しない。天地がひっくり返るぐらいの未曾有の事件に社内も私も窮地に立たされた時、当初一緒に創業した仲間はおろか、社員の大半は私の下から去って行ったということがあった。この時に利害関係で結ばれた関係はとても薄く、それは自分の人生には何も残らない。その時に働くとは何か?仲間とは何か?こういった本質を誰よりも追究し、真剣に考えるようになった。つまり私の起業経験は常に本質を追究する為の旅のようなものであり、この旅を続けてきたことで私は生きる力を少しずつ身につけ、自分なりの真のリーダーシップ追求してきたつもりである。(まだまだ現役なのでこれからも当然努力し続けようと思っているので念のため補足。)

ところが我々日本人はそういった真のリーダーシップとなるような教育や素晴らしい仲間と本音で語り合うことの素晴らしさ等はあまり体系立てて教えられてこなかったことに気づく。強い個性や人間力は決して偶発的に起こるものでは決してない。世の中のいいものに触れたり感じたり、新しくチャレンジングな経験(時には究極の生きる力を試されるような体験も!)を通じたり、高い志を持った仲間たちとの本音のぶつかりあいの中で生まれてくるものである。例えば慶應幼稚舎における1500メートルの遠泳で仲間達と励まし合って泳ぎ抜く取り組みや、担任持ち上がり制による仲間意識の醸成など一貫教育を売りにしたユニークな制度が多数取り入れられている。つまり多くの学校で行われてきた試験の為の暗記教育からは決して学べない素晴らしい教育がこれらの学校に行けば受けられるということはこの時点で誰もがお分かりであろう。

現在私は当社への応募者の中から年間300名以上の方と面接する機会がある。そういった窮地の体験を通じて人を見る目だけには磨きがかかり、そこに関しては自分の中でも自信が持てるようになってきた。本来の仲間とは利害関係等の薄っぺらいものでは無く、自分の弱い所、恥ずかしい所、くだらないプライドを脱ぎ捨てた心叫びをし合える関係のことであると思うし、企業における同僚もまさにそうあるべきだと思う。

特に最近はそういった偏差値教育で育ってきた学生を対象にした新卒採用に積極的に力を入れているが、就職活動という未知の経験を目の前にした学生が内定欲しさに本来の自分の持っているいい所をどうしても見失いがちになってしまう現実を見て、大変残念に思っている。私が直接出会って話をさせてもらった学生には個別にアドバイスさせて頂いているが、いい会社に入るなんてことは一つの結果に過ぎず、本来追いかけるべき目的では決してない。本当に追いかけるべきは自分自身の人生を極めると言う世界でたった一人(つまり自分)にしか出来ない冒険に対して勇気を持って前に進むことではなかろうか。こういった情熱を持ち続けることが自ずと強い個性・強いリーダーシップを生み出すものだと思うし、それこそが生きる極みとも言うべき素晴らしき人生を歩む為のコツとも言えると私は考える。

こういうアンテナを張りながら生活していると自分のアンテナに引っかかる人は一概に自分が身を置くビジネスの世界だけでないことに気づく。そういった友人は政界・官僚・財界・教育・エンタメ等ジャンルは様々であるが、大きく共通している点は「世界レベルで一流のリーダーになる」「世界で通用する強い個性を作る」「人生を極める」という3点に集約される。おまけに彼等に共通して言えるのが慶應幼稚舎出身者であったり、ハーバードMBA出身者であることが実に多い。つまりかの教育機関では正にそういった高い志を抱く彼等のような人材を育成していると言えるわけである。

新卒採用という活動にチャレンジする若い学生はこれから日本を担う貴重な人財資源と言える。しかしながらそんな若者達が本質を見失い、本来の素晴らしき個性を忘れ、まるで内定の奴隷と化した彼等に対して、もっと目線高く、志を持って世界のリーダーを目指して取り組めるようなきっかけを私の経験から何か役に立てないものか?かなり漠然としたコンセプトではあるが、この想いを何かしらの形にし、また日本が戦後急激に成長して世界を席巻きさせたあの頃のように、若者が世界レベルで通用する人財になれるようなきっかけになるような取り組みが何かできればと強く考えている。


~日本発世界へ 挑戦と冒険に挑むベンチャー企業~
バズー株式会社
代表取締役 森下洋次郎

青い鳥症候群

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当社には「やりたいを仕事に、出来るを仕事にする」というビジョンがあり、これを気に入って門を叩いてくれる応募者がお陰さまでかなり増えてきた。大変ありがたい話ではあるものの、面接や社員教育を通じて「やりたいを仕事に」の方ばかり見てる人が多いことに気づく。もうひとつの「出来るを仕事に」というのは自分の専門の分野を明確に見出し、そこでプロとして付加価値を生み出すこと(=平たく言うと稼げるようになるということ)である。そこをすっ飛ばしてやりたいことだけを出来ると考えてしまうことはあまりにも浅はかだし、自分のことしか考えない都合のいい人の解釈と言える。

こういった考えの若者が増えた理由としては社会的背景もある。現代における職業選択の動機の多くが「好きな事をしたい」「自分のやりたいことをしたい」という傾向になりつつある。社会的にも学校でもこうした志向を後押しする風潮がある。

はっきり言おう。何も知らないうちからそんなこと出来る訳も無く、ましてや企業に置いて付加価値を発揮しない状態で「やりたいこと」何ぞ許容できる会社なんぞあるわけが無い。あったら逆に怪しんだ方が適切である。

私は教育の基本は「丁稚奉公(※)」だと考えている。※意味:商店などに丁稚として奉公すること。転じて、年少のうちから下働きとして勤めはじめること。

そんなことを言うと、「そんな考えはとんでもない」、「待遇を良くして褒めて育てろ」「叱ってはいけない」という意見を振りかざす人がいる。「長所を見出しながら育てる」考え方には私も賛同であるが、それはあくまで「厳しさがあることが大前提」である。厳しさの無い「甘えの構造」下で、自分の力で稼げる人間など育つわけがない。こういった環境で育ってきたパターンの若者は往往として「あっちの水が甘いんじゃないか?」「いやこっちの水の方がいいんじゃないか」とさまようものだから芯が無い。自分の行くべき道を探す・自分の強みを探す重要さを教わること無しに「好きな事をしなさい」と育てられてきたものだから当然ながら社会的付加価値も低いと言わざるを得ない。

会社に入りたてのものは新卒・中途問わず最初の頃は多くの者が即戦力になることが難しい。特に新入社員においては全くの素人にすぎず、社会的赤ん坊のようなものである。だから言われたことや指示されたことを愚直にやり続けるしかないわけである。「今日出来なくても明日やる」この姿勢の継続がどこかのタイミングで光となりブレークスルーに繋がるというものである。

我が社でよく言う「壁を乗り越える」というのはまさにこの連続の工程のことを指している。これはとても苦しいし大きなエネルギーを必要とする。皆生身の人間なものだから、要らぬ欲も出るし、ともすれば「なぜ、こんな苦労をする必要があるのか?」と考えてしまうのだし、皆基本は弱い生き物から「もっと楽して儲けられる道があるんじゃないか?」と考えてしまう。そんな中で上司や取引先から耳の痛い話を聞いた瞬間に会社を辞めてしまったりするのである。言わば存在するはずもない青い鳥を求めてふらふらしてしまう「青い鳥症候群」と言えよう。丁稚奉公の人間なら「ありがたい、自分のことを考えてくれるんだな」という思考回路が働くが、そうでない人は自分の逃げ道を見つけ、正当化し、楽しようとしてしまう。これは我が社経営理念にある「生きる力を身につける」考え方とは程遠い。

はっきり言おう。社会に出て「青い鳥」など存在しないと考えた方が良い。

あるはずもないそんなモノを求めてさまようぐらいなら、自己研磨に勤しみ、今の与えられた環境で明確な結果を追い求めることに専念した方が良い。そういった蓄積があって始めて「やりたいことが見えてくる」のだから。

このブログを見る読者の皆様はそうであってほしくは無いが、甘えた構造に慣れきった若者は実に多い。これをきっかけに真の強さを身につけるきっかけになってもらえればと切に願う。

~日本発世界へ 挑戦と冒険に挑むベンチャー企業~
バズー株式会社
代表取締役 森下洋次郎

奇跡の再会

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私は過去の人生において後悔をしたことが余りない。過去の人生を振り返っても思い当たることはそうないが、唯一サラリーマン時代に後悔したことが一度だけある。

忘れもしない8年前の私が26歳のとき、3年間勤めたコンサルティングファームを退職する時の話である。

当時大手ハイテク企業の100人規模のプロジェクトにアサインされていた私には日々鬼のように徹夜しまくる職場が不可解に見えてならなかった。プロジェクトのトップに立つ人間はクライアントの為に土日出勤や徹夜勤務は当たり前の考えで、協力出来ないものには容赦なく、人間扱いすらしない。次のキャリアや目指すべき人生が明確だった私にとってこの職場は私の仕事人生を捧げる思いを到底見出せなかったのは言うまでもない。その頃から同僚とも本音で話すことは出来なくなり、そんな私の転職に対する反応も今思えば冷ややかなものだったと言える。

そんな折に私に心の籠ったメッセージを送ってくれた方が1人だけいた。当時の会社では現場の上司とは別に職務に関係ない上司がつけられるというメンター制度のようなものがあった。最後のフェーズで私のメンターになって頂いた方の1通のメールが今の私の人生にも大きく影響を与えている。

以下当時記述していた私のブログからこのやりとりをご紹介したい。

以下、過去のブログ抜粋 (2004年01月21日記事 当時26歳のときである)
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3年間大企業で働いてきた自分に対して一度リセットを掛けたいと思う。
最近では本業に対するモチベーションが極めて低かった私は一日で
多くの時間を気づかずに惰性的に過ごしてしまうことが結構あった気がする。

やっぱ人生ってやつは(私が言うのもなんだが。笑)楽しくなきゃだし、
毎日が自分にとってサプライズでワクワクする状態にしておく必要があると思う。
その為にはもっと自分にしか出来ないことにリソースを注ぐことに集中し、
そこでお金を作る状況をたくさん生み出していくべきだと思う。
それがまさに私が掲げる次のステージの具体像でもある。

上記背景を元に、私はこの度転職を決意することにした
退職手続きをする為に、本日は会社で最近私の上司になった
シニアマネージャー(日系で言うと部長ぐらいの人)とカウンセリングすることに。

この方は外資系カラー満載のうちの会社には珍しく
大変親身な方で"何故会社を辞めるのか?""新天地では何をするのか?"
といった質問を受けた。
私の会社はもともと外資系のコンサルティング会社だったが昨年IBMが
買収して今ではIBMグループとなっている。しかしながら現場レベルでは
若手の離職率が大変高くなっているらしく、IBM側の幹部は
若いメンバが退職することに動揺しているらしい。その現状を受けて
この方は私のような退職を希望する社員の背景をしっかりと
汲み取って何かしらの打開策につなげたいと言う。
もはや辞めてしまう会社ではあるが、最後にたまたまこのような熱い人と
出会えた為、私の率直な意見をいろいろとぶつけてみた。
すると先ほど協力したことに対するお礼メールが来た。

以下、一部抜粋。

>私自身、コンサル業界に入って10年が経ちます。正直、
>何度も納得いかなくて、実は1回退職(スペインで1.5年休養)1回休職
>(去年まで奥さんと1年SanDiegoで休養)してました。はたからみると
>ふざけたキャリアパスだと思われていますが、自分で考えて納得する
>には時間が必要です。何度もつまづいてますが、それでもいままでの
>自分の決断には後悔してないです。
>足をのばしたままではジャンプできません(足がつるだけです)。
>やっぱジャンプする前には屈まないと。
>森下さんも有給&リフレッシュ休暇をうまくつかって、コンサルで
>ついた心の垢を落として、新天地で大ジャンプできるよう
>がんばってください。
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私をプロのコンサルタントとしてではなく、始めて1人の人間として見て頂けた気がした。今まで生きた心地がしなかった職場に対する反骨心が全て吹き飛び、この方がもう少し早く私の上司だったら私の人生もまた違った形で存在したかもしれないと思えるぐらいのものだったと思う。

約8年前のメールを今でも大切に保管しているぐらい私の人生に大きな影響を与えてくれた出来事であったし、今思えば従業員満足を第一に掲げる我がバズー社の精神はこの方に素地を与えて頂いた気さえする。

しかしながら私の後悔というのはここからである。当時のコンサルタントは常駐が基本で本社やオフィスといったものには殆どなく、上司と言ってもメールだけの関係ということがよくあった。そんな背景や次の職場での怒涛の業務が始まっていたこともあり、結論この方に最後までご挨拶すること無く職場を去ってしまったという事実である。

そんな方とひょんな縁で再会するチャンスを本日頂けた。

私が職場を去った後、同氏はIBM本体に出向し、社長の側近として仕えたらしい。売上1兆円、社員数2万人を超える同社で超が3回ぐらい付く程の異例の出世を果たしたCさんが選んだ道はベンチャー企業へのキャリアステップであった。

その動機というものがかの有名な大社長の姿を見て、自分の未来を感じられず"起業"という人生を選択したらしい。その後の起業、M&A、ファイナンス等、お互い職場を離れてからのキャリアは通ずる部分が多く、再会のランチでは大変話が盛り上がった。

あの時最後にご挨拶に行けなかった事に対する私の後悔が晴れたどころか、素晴らしい再会として再現されたわけである。

コンサル時代の師弟関係よりもさらに近い同じ経営者という立場でこの先輩と付き合えることになった事実に対して少なからず今この瞬間でさえ興奮感を覚えている。

自分の判断を信じ、その道を極める為に全力でアクションを起こす。進むべき道を行けば沢山の素晴らしい出会いがある。この方が私の人生に大きな影響を与えてくれたように私も周りの人間に対して素晴らしい人生となるように可能な限り取り組んでいきたいと思う。

~日本発世界へ 挑戦と冒険に挑むベンチャー企業~
バズー株式会社
代表取締役 森下洋次郎


今日の朝礼の「ちょっといい話」では「営業力」についての話だった。「我が社の強みは何か?」というところに議論が及び、「スピード」とか「コスト」と言った意見が多く出た。確かに日々意識をしている要素ではあるが、ちょっと違和感を覚えた私は直ぐに主力プロデューサーを集めて個別会議をしたわけである。打ち合わせでは伝えきれなかった部分もあるのではと思い、このブログ通じて補足しておきたい。主に社内向けに書いたものではあるが、IT、グローバルをキーワードにする企業の方々にとって少しでも参考になればと思う。

もとい。

本来「スピード」や「コスト」と言った要素は企業の競争優位を支える一つの要素ではあるものの、本質とは言えないと思う。そういったカタチあるモノはいつか必ず打ち破られるものだし、絶対的な強みとして掲げるには極めて脆く崩れやすいものと言える。またそこだけに強みを見出すことはいずれ過当競争によって社員を疲弊させることは目に見えており、そうなってしまうとクライアントの感動はおろか最低限の顧客満足すら得られない状態にすらなってしまう。誰も幸せを掴めないこれら要素を第一に捉える方針はあってはならないと私は考える。

では、我が社の強みは何なのか?何を強みとして取り組むべきなのか?答えは全て「人」にある。優秀なプロデューサーがいる、優秀なエンジニアがいる、優秀なデザイナーがいる。こういった「人財」が我が社のプロダクトであり、人財育成に徹底して取り組むことが我が社の強みにさらに磨きをかけると考えている。バズーのHPで人にフォーカスした記事が多いことは彼等をプロダクトとして捉え、ブランドにしていきたい我が社の方針の表れでもあると言える。クライアントの満足や感動を引き起こすのは優れたデザインや優れたシステム等では決してない。本来はそれを作りだしている彼等自身にあるということを我が社のプロデューサー陣は認識して欲しいと考える。

こういう話をすると周囲からは「人に依存し過ぎではないか?」という声が聞こえてきそうである。誤解を恐れずにお伝えすると「属人的なところにこそ永続的競争優位は存在する」と私は考える。この理由は以下の例え話でお分かりいただけるのではなかろうか。

佐藤可士和さんという方がいる。ユニクロやセブンイレブン等のロゴデザインや楽天のオフィスデザインを手がけている広告業界では天才と言われたアートディレクターである。博報堂から独立し現在SAMURAIという会社に所属する彼であるが、名だたる大手企業が何故信用力のある大手広告代理店では無くSAMURAIに仕事を頼むのか?佐藤さんとの対談を柳井社長、鈴木会長、三木谷社長自らが行っている姿から察するに、「佐藤さんだから」「佐藤さんがいるSAMURAIだから」と言った理由が大きいのではなかろうか。これは彼の類まれなる才能及び彼を支えるマネジメントこそがクライアントとの永続的な関係を築いているいい例と言える。

佐藤さんの例を我が社に置き換えて考えてみよう。

我が社の主事業であるモバイルソリューション事業の本質は、「あるべき理想像に向けてクライアントを導いていくこと」にある。自分の出した提案に対してたとえ担当者が満足してもクライアント企業にとって正しい姿かどうかを問うべき姿勢が大事だし、強いては社会からみて正しい姿かを見極められる広い視野が必要だ。だからプロデューサーたるもの常に理想の絵が描けなければならない、ビジョンを語れなくてはならない、未来に向けてクライアントと共に歩み、最大のパートナーとして存在しなければならない。その究極の姿がクライアントから直接指名され、企業の永続的な競争優位に繋がると私は考える。

我が社では先般のブログでもあるように「一流のプロデューサーを創る会社にすること」を目標として掲げている。この最終ゴールは例えて言うと「モバイル業界のジャニーズ事務所を作ること」である。今の我が社はプロデューサー及びそれを支えるエンジニアのお陰で顧客満足の声を徐々に頂けるようになってきた。しかしこの顧客満足という状態は登山で言うと5合目をさしかかった状態に過ぎないと考えている。最終ゴールはジャニーズがファンに対して常に感動を生み続けるように、我が社のプロデューサー陣がクライアントをあるべき未来像に導き感動のゴールを提供し続けることにある。

今の我が社のプロデューサー陣にはその素地とセンスがあると思う。彼等の個々の才能が束なることでシナジーを生み出し、それが組織の力に、強いては企業の競争優位になるように私も全力投球していきたい。


~日本発世界へ 挑戦と冒険に挑むベンチャー企業~
バズー株式会社
代表取締役 森下洋次郎

昨年8月にグローバルカンパニー宣言をして以来、中国、インドネシア、タイに支社を作り、各国にスタッフを送りこんでグローバル化を加速度的に進める我が社ではあるが、今一度今後の人財育成をどうしていきたいかを纏めておきたいと思う。

グローバル化による総合的成果は先々の各国の成果で自ずと答えが出てくるものだと考えているが、人財と言う面で考えた時には一言で言うと「専門職でのスキル形成の終焉」に尽きるかなという所感。

バズーインドネシアでは先般のブログで紹介した通り、続々と新規メンバーが増えてきており、毎日頑張って作業遂行してもらっているが、飛躍の原動力は何といっても現地スタッフの人件費の安さにあると言える。仮にアナタが経営者になったとして同じクオリティーの仕事を既存スタッフの10分の1のコストで実現してくれるスタッフがいた時にどんな経営判断を下すだろうか?答える迄もないこの現実を考えたときに国内のエンジニア・デザイナー・コーダー等の専門職だけで生きようとする人々にとっては厳しい現実と言わざるを得ない。

ではこの現実に気づいた我が社が何を目指しているか?

ずばり「一流のプロデューサーを創っていく」ということにある。

ここ20年間GDPが伸びない我が日本国ではあるが、そうはいっても未だに世界第3位のGDPを誇っている。4位以下のヨーロッパ勢と比べても現時点では大きな差が存在していることからも、依然として大きなマーケットであることには変わりない。その中でも伸び続ける国内モバイルコンテンツ市場で企業の競争優位を高めることは、我が社が進める東南アジアを中心としたグローバル展開で先々大きな糧となり得ると考えている。

そんな中で一流プロデューサーを目指す人財は何をしなければいけないか?以下2点であると考えている。(ここ凄く重要)


・国内クライアントから高い評価を得ること
・国内ユーザーを捉える為のサービスに対する知見を高めること


一つ目から説明しておこう。東北震災の影響により大手ナショナル系クライアントは自粛ムードの下、広告費を抑えてはいるものの、最近では徐々に元の状態に戻りつつあると言ってよい。世界レベルで第3位の国家を支える大手ナショナルブランド企業から評価を得ることは世界レベルで通用する付加価値を生み出していると言っても過言ではない。強いては個人レベルでクライアントから指名を受けられるようなディレクターになることはアナタの先々のキャリアをより安定したものに結び付けることになるであろう。

二つ目。サービスの知見を高めることについてであるが、我が日本国は世界的に見てもサービスレベルが格段に高い。国内のホテルやレストランでのおもてなしなど見れば海外に行ったことがある方であれば明らかに日本が上位レベルであることはお分かり頂けるであろう。これはモバイル業界においても同じことが言える。インターネットの世界では非対面でのサービス提供することが前提である為、対面取引以上のキメ細かさがポイントである。その中でもモバイルサイトにおいては画面での表現力もPCサイトに比べるとスペースが限られる為、尚更である。伸び続ける東南アジア諸国の国民は生活レベルの向上とともにさらなる高いサービスを求める傾向にある。つまり国内ユーザーを虜にするようなサービスの知見を高めることは彼らを中心に世界レベルで見ても十分通用しうるサービス構築に繋がるという理屈である。

我が社にはCOOを始めとしてトップレベルのプロデューサー養成の為の環境が十分にある。(詳しくは新卒三好君Blog参照)また支社を通じて海外で挑戦出来る環境もきっとアナタの挑戦意欲を大いに満たしてくれる事になると思う。

我が社では一流のプロデューサー集団を創る為に最高の環境を創っていきたいと考える。

現状の職場環境にお悩みの方、短期間で飛躍的に成長したい方、我々と一緒に働いてみてはどうだろうか?
一度ぐらいそんな人生があってもと思われた方は是非ご応募頂きたいと思う。

刺激的な人生を送れる仲間探しは現状の限りでは無い。

常に新しい仲間を、新しい刺激を我々はいつも求めている。

我が社採用へチャレンジしたい方はコチラ
(中途・新卒・インターンいずれもウェルカムです)


~日本発世界へ 挑戦と冒険に挑むベンチャー企業~
バズー株式会社
代表取締役 森下洋次郎


13日~21日をかけて我らがCTO駐在するインドネシアジャカルタ出張に向かった。

いろんな方と情報交換しながら驚いたのはここ数カ月における日系ネット系企業の進出状況である。出会った方々からの情報から察するに大方のネット系企業が現地の視察レベルは終えているという所感。

我がバズーチームはと言うと、CTO中心に実に優秀なチームが作られていた。駐在拠点を設けるネット系企業増えてきたものの、CTO自ら駐在して開発拠点を作っている体制を取っているのはどうやら我が社ぐらいのようである。その効果があってか当社の現地スタッフは非常にまじめに働き、技術革新に取り組んでいたのではないかと思う。

今日はバズーインドネシアで働く現地スタッフを紹介したい。

まずはプログラマのトップに立つROY君。

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英語、インドネシア語、日本語を使いこなすバイリンガルの中国人。現地に育ったお陰で何故か中国語は話せない。。パソコンが大好きなかなりのシャイBoy。最初は緊張してか初対面の私に眼も併せてくれなかったが、交流するうちに最終的にはいろんな話をしてくれた。同国で今回新たなタイアップ企画が決まったのも彼の通訳のお陰である。


続いてデザイナーのSurya君。

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申し分ないルックスを備えた彼は美意識がハンパなく高い。デザイン要件を与えてもかならず自分なりの拘りを乗せた状態でアウトプットを出してくれる。気さくでコミュニケーション力も高い為、今後に期待です。


そして最後にプログラマFatio君。

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積極的に私に話しかけて来てくれ、社内でもRoy君やCTOに積極的に質問しながら技術を磨いてくれていたようだ。社内唯一のイスラム教の彼は毎週一回お祈りに行ってるようなので次は是非見に行きたいと思う。

インドネシアは日本のインターネットの10年前が正に起こっている。人口世界第4位、Facebookユーザー世界第2位を誇る同国には世界各国から企業が集まってきているようだ。引き続き見過ごせない同国の成長に当社もどっぷり浸かってチャンスを掴み取りたいと思う。

今回の出張でもパートナー始め、さまざまな方々にお世話になった。同国においてバズーインドネシアが独立採算の体制を構築し、経済発展に貢献することが皆さんに対する最大のお礼であることを信じ、この場を借りて改めてお礼申し上げたい。

Terima kasih atas kebaikan anda.

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~日本発世界へ 挑戦と冒険に挑むベンチャー企業~
バズー株式会社
代表取締役 森下洋次郎

東北震災の影響を受けて、ここ半年かけて国内消費及び内需は間違いなく冷え込むに違いない。

いきなり暗い話題から入ってしまったが、リーマンショックの時にも実際の報道から我々現場経営に影響を与えたのは大体半年後であった。そう考えるとこれから半年を如何に仕込むかが経営としては重要課題になってくる。そんな中、冷え込む国内よりは海外を攻めようと言うことで今回のタイ出張は2週間という少し長めで取った訳であるが、主な目的は以下のとおりである。

・駐在者の住居探しと事務所開設
・パートナー企業との交流
・現地企業へのモバイルソリューション営業数件
・新規グローバル展開国の選定

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最近では海外思考で当社選考にお申込みいただくケースも多いことから、我々が考えるグローバル戦略、特に人財戦術に関してお伝えしておこう。

少数精鋭を掲げる我が社では支社展開は当然1国に対して担当者が1人で立ち上げに行く。

現在、中国、インドネシア、タイにそれぞれ日本人1名を派遣しているが、各人がそれぞれ現地のビジネスパートナーと共に完全独立採算を目指すことがミッションと言える。当然ながら国によって取り組む内容も変わってくるため、現場で全てを迅速に判断してもらう為に殆どの裁量権を駐在者には与えている。

そこで重要になるのが「駐在者に如何に適切な経営を行ってもらうか?」という点である。

海外でのビジネスは毎日がいろんな問題にぶち当たることが多い。ある意味日本では経験し得ないような「壁」に毎日のように遭遇するわけだから、常に適切な経営を行ってもらうことこそが成功の確度を上げるものだと考えている。

ではこの「経営力」をどのように共有しているのか?

多種多様を極めるビジネスにおいて「適切な経営」を継承していくには一つ一つの答えを教えると言うよりは考え方を教えるという工程に近い。簡単に言うとある事象が起きた時に、どう反応して、どう行動するかということである。捉え方がネガティブになったり、視野の狭くなってしまった時には誤った答えになりやすい。これを継続してしまうと取り返しのつかない事態になるケースすらあるだろう。こういったことを防ぐ為にもこの工程は毎日の実践や事象を通じて、一つ一つ見解を意見交換し、時には熱く、時にはぶつかり合いながらも伝えていくという作業になる。

そういう意味で今回の出張において駐在者の奈須リーダーと2週間を同じアパートで公私共に過ごし、毎日飲みながら語り合った時間はこの作業を進めるにあたり大変意義があったと考えている。(手前味噌ではあるが本当にそう思っている)私が経験する限りのこと全てを伝授するにはまだまだ十分ではないかもしれないが、最低限のコトは伝えられたのではなかろうかと思う。

限られた時間で我々が国際展開を成功させるにはこのある種このメソッドの伝授とも呼べる工程に私はかなり重きを置いている。海を隔てて異国の地でビジネス展開するには駐在者に自分の分身あるいはそれ以上の存在としてやってもらわらないと勝利は見えてこないと思うからだ。

今後はマレーシア、シンガポール、ベトナム、カンボジア等の東南アジアを専らのターゲットに考えている。(マーケットにおける共通点は大きいことがその理由である。)しかしながら東南アジアは世界で見るとまだまだ小さい。次のステップとしては北米、ヨーロッパ、アフリカに、そして最終的な夢は1人1ヶ国を世界中に作っていくことである。成績によって国を変えるなんて取り組みも面白いかもしれない。

今回の出張では様々なタイ人の方々から日本の震災を心配され、励ましの言葉も沢山頂いた。こういった方々の気持ちに応えられるように私達もビジネスを通じて世の中の為に少しでもなるように尽力してきたいと思う。

タイの皆さん、コープクンカーップ!

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P.S
【急募】ビジネスレベルの英語を使える方、海外思考の方、優遇して選考案内しますので、是非ご連絡下さい!

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