「マリア・モンテッソーリ」という医学博士、幼児教育者がいる。
幼児教育は当社人財育成において共感出来る点が非常に多い。

氏の思想を反映した言葉をご紹介しておこう。

以下、抜粋文
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万事において、子供に出来る事を
お母さんが代わりにやってあげることのないようにしましょう。

子供が自分で出来る事は、励まして、子供にやってもらいましょう。

難しい事は、お母さんがゆっくりとやってみせてあげてから、やらせましょう。
出来ないときは、もう少し待ちましょう。

過程の中で、子供に手伝ってもらえる事は、大いにお願いしましょう。強制してはなりません。
「お母さん、助かったわ。ありがとう」の一言が、子供の心を大きくします。
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これを読んだ後に、子供→部下に、お母さん→上司に読み替えてみると面白い。


~日本発世界へ 挑戦と冒険に挑むベンチャー企業~
バズー株式会社
代表取締役 森下洋次郎

ある意味過去の自分を振り返ってのメッセージでもある。

私の場合、創業した時に過去のブログ(~Episode1 生い立ち~)にも記載した事があったが、
前職に対する反骨精神が創業当時の大きなモチベーションになっていた部分があった。

また創業した頃の私の周りには多くの先輩がおり、
未熟な経営者である私は完全否定されることが多く、
自分には能力が無いのかなと自信を無くしがちな時も今思えば多々あった。

それでも「いつかは絶対に追い抜いてやる」という思いで超えたと感じれる瞬間があったが、
それで本当に私が満たされたかと言うところに本質があると言える。

私の場合、超えた瞬間に全く満たされた気持ちはしなかったことは言うまでもなかろう。

私の知り合いの業界30年のベテラン芸能マネージャーのエピソードをご紹介しよう。

そこの事務所には毎日のように「一流モデルになりたい」と豪語する、
ごく普通の一般女性が訪れてくるという。なりたい理由を聞くと
何か強い思いがあるというよりは「彼氏にフラレタから」等の
負の反骨精神ともとれる感情がきっかけになっているケースが多いという。

氏曰く、こういった動機では全く一流とは程遠いし、通用しないとのこと。

そんな動機だとそもそも周りから共感されないし、見る人によっては
癇に障り鼻をへし折ってやろうとさえ思われることもあるかららしい。

これは当社の門を叩きにきて「起業したい」とひたすら連呼する学生に
通ずる部分が少しあるなとも思った。

そもそも反骨精神という言葉自体に燃えてしまう人もいるかもしれないが、
これは語源を考えると人間の不純な気持ちの現れも言える。

素直で謙虚な気持ちで何かを信じ、それに向かって一生懸命チャレンジし続ける事。
これが一流になる1番の近道だと私は考える。


~日本発世界へ 挑戦と冒険に挑むベンチャー企業~
バズー株式会社
代表取締役 森下洋次郎

今日は魅力的な人間の育て方に関して私の考えを述べておこう。

私の考える「魅力的な人」とは、今までに色々な経験を積んでいる、自分の考えをしっかり持って自信のある言動、行動をとる、何をしていてもそこから楽しみを見出すことができる、そんな人のことである。そういう人は周囲を魅了するし、周りからまた会いたいと思われる為、自然と人が集まってくる筈である。

ポイントは若い頃からそれまでにたくさんの実体験を積んだか否かである。例えば、留学をした事がある、5カ国語を話す事が出来る、体育会の部活のキャプテンを務めていた、音楽コンクールで全国優勝した等である。 補足しておくと、これはただ経験自体の素晴らしさを問うてるわけではない。「何をしたかよりもどう感じたか。」こういう体験の積み重ねが人の魅力を生み出す原動力になる。自分の思っていることを自分の言葉で表現ができる、やらされていのではなくいつでも前向きに取り組むことができる、こういった人はやはり誰から見ても魅力的と言えるだろう。

以前、説明会にて「森下さんは昔から社長になりたかったんですか?」と聞いてきた学生がいた。「どうして?」と聞くと「説明会の時に理想の自分になることを目指すべきと森下さんはおっしゃってましたよね?だから、一度聞いてみたかったんです」と言うのです。「昔からじゃなかったけど魅力的な人になりたいと思い続けた結果が社長だったんだよ。」と答えると、「なるほど!」と嬉しそうに帰っていった。

最後に、一言で「魅力な人」とは何かと聞かれれば、また会いたいと思うかどうかである。アナタが一度そうなってしまえば人生は劇的にいい方向に向かっていくであろう。


~日本発世界へ 挑戦と冒険に挑むベンチャー企業~
バズー株式会社
代表取締役 森下洋次郎

今日は「自己基盤」というテーマで論じてみたいと思う。

自己基盤とは自分自身の理念や哲学の強さをさす。
自分の事を自信を持って語ることが出来たり、周囲を魅了し、
尊敬されるような人はこの基盤が確立されている人だといえる。

先日20歳の女性が
「自分の容姿を100点満点で評価すると何点?」という質問に、
欧米の女性は平均80点をつけた事に対して、
日本人女性は平均40点をつけたというテレビを見た。
国民性の違いは勿論あるだろうが、実際のところ理由を聞くと
日本人女性は「タレントの○○ちゃんに比べて私はこうだし・・・」
と言った具合に人と比べて自分を評価する傾向があるのに対して、
欧米人は自分の長所や短所(特に長所)にフォーカスして
説明するという違いを見て取れた。

この例からも日本人と欧米人には成人になる段階で
自己基盤における顕著な差が存在する事は皆さん明らかにお分かりだろう。
この差は一体どこから生まれてくるのだろうか?

自己基盤のしっかりしている人には深い愛情に
包まれて育ってきたケースが多い。
常に周りから肯定され自分に自信を持てるような
環境にいたからこそ基盤が確立されたと言える。
恐らく彼らは過去に何かに挑戦して失敗した時に
「何をやってるんだ!○○君はうまくやってるのに」と怒られるよりは
「大丈夫だよ、次また頑張ろうぜ、キミはできるひとだから」と
自分の全てを受け入れられながら育ってきた筈である。
勝負において大事なのは勝ち負けという結果ではなく、過程が重要だと。
勝つ為に一生懸命取り組む事、
そして結果の可否に関わらず支え合い高め合う事の出来る
素晴らしき仲間の存在であることを彼らは小さな頃から教えられてきた訳である。
そんな彼らが語る信念はまっすぐで正直なものだから
周囲の誰もが魅了される事は言う迄もない。

真の成功者を目指すなら確固たる自己基盤が不可欠な訳である。
自分を愛し、信じる事それが生きる上での本質だと私は考える。

この自己基盤を20歳になっても出来ていない人間は
成果の出ない生き方しかできないのであろうか?
いや、決してそうでは無い。
何故ならこの自己基盤は大人になってからでも十分に固められるものだからである。
教育や環境を最大限配慮された環境によってたとえ
20歳を過ぎようとも(30代、40代だって可能だと私は考えている)
十分に基盤を固める事が可能と私は考えている。

我が社で実現したい事はまさにこの自己基盤を固めて、
自信溢れる人生を手に入れてもらう事である。
若者の可能性を最大限に引き出せるような環境を作る事。
学校では学べなかった、熱く、情熱的な人生を送り、
素晴らしき仲間と支え合い、助け合い、時には切磋琢磨しながら
強い自己基盤を作り上げていくという事。
同じ事に感動し、共に喜び、笑い、涙する事が出来る仲間を作り上げる事。
それを実現出来る会社を作っていきたいのが我々の目指す姿であり、
こういった力を「生きる力」と呼んでいる。

大手企業には無い、我が社を体験してもらう事は
説明会に参加して頂く事が1番と考える。
説明会には様々な企画が用意されているため、
緊張感溢れる時間となるだろうが我が社の説明会に
挑む勇者が増える事を心から待ち望む。
本気でぶつかってくれる若者には私は120%の
誠意と愛情をもってアウトプットしていこうと思う。

皆さんにとって必ず価値ある体験が出来る事をお約束しよう。


~日本発世界へ 挑戦と冒険に挑むベンチャー企業~
バズー株式会社
代表取締役 森下洋次郎

2012年1発目のブログは「当社の人事評価の考え方」について論じたい。タイトルはわが故郷鹿児島の西郷隆盛氏の主張から抜粋させて頂いた。

このテーマを選んだ理由としては、2013年卒の新卒採用を進める中で、人事評価については学生からあまりまだ質問されてない内容だと思うし、企業を選び働くという中で非常に大切な事だと考えたからである。ある意味就職するということはその企業に所属し、人生を捧げるような事の訳だから自分がどう評価されるかとうことは職業選択において最も重要な要素の一つだと私は考える。

一般的に企業の人事評価には「報酬」と「役職」という二つの結果が存在している。従ってこの二つの結果をどう捉え、どのように配分するかを決めるのが評価制度である。

私はこれら二つは「能力」と「人間力」という二つの評価軸にそれぞれが関連し合う物だと捉えている。つまり「報酬」は「能力」に連動し、「役職」は「人間力」に連動するという考え方だ。

これを整理すると以下4パターンの行動指針となる。
①「能力」「人間力」共に高い人は、誰もが認める「役職」につき、社内でも最高水準の「報酬」を手にする。
②「能力」は高いが「人間力」が低い人は、高い「報酬」を取るけれども「役職」特に要職にはつけない。
③「能力」は低いが「人間力」は高い人には出来れば役職を。そうでなくても何かしら特別な立場を準備する。
④「能力」は低く、「人間力」も低い人を当社は当然ながらそもそも採用しない。

①の部類のタイプを揃える事で企業経営する事が勿論理想だが、現実はそうにもいかない。大概の企業が②と③のタイプを上手く評価しながら適切な組織体制を構築していく必要がある。

かつて流行った能力主義の考え方は①と②の人間をほぼ横並びに扱ってきたが、我が社の考え方は少し違う。能力はないより、あった方がいいにきまっているが、「能力」だけに重きを置き、「人間性」は二の次としてきたかつての考え方は、結果として組織を蝕むことになりかねないことは歴史が証明していることでもある。我が社で②のタイプは人間的には至らない部分が多いが、直近の業績を残す為に有効な人材と理解し、十分に彼らが評価される環境を作りながらも、上役に立てないことが重要だと考えている。マネジメントが取り組むべきは②のタイプの欠点を見抜いた上で、その人が持っている長所、能力をどう活用するかである。

またこれと共に考慮しなければいけないのは「苦楽を共にしてきた社歴の長い仲間の存在」である。当社がまだ創業まもないころから不平不満を漏らさず、営々と努力を重ねてきたひとたちは往々にして素晴らしい人間力有る人になってるケースが多い。(我が社の古株社員も例外ではない)そんな人に重役もしくは社内で特別なポストを準備する事は②のタイプをどう扱うかと同じぐらい重要な事だと私は思う。

結論として本来あるべき人事制度は「人間性と連動して役職があがっていくという制度」である。だからこそ人事に課せられた本質的な課題は人徳があり、人望に厚い立派な人間性を兼ね備えた人を重要な役職に就けていく事だと私は考える。


~日本発世界へ 挑戦と冒険に挑むベンチャー企業~
バズー株式会社
代表取締役 森下洋次郎

お世話になっているアイパッションさん主催の8社合同説明会に参加した。

このイベントはパッションナビという媒体だけに、熱いベンチャー社長の元で働きたいという学生を母集団としている。
総じて感想としては全体的に皆のんびりし過ぎかなという所感を持った。もっと血眼になって社長にぶつかリ、自分の働く場所を真剣に探す為に、根掘り葉掘り聞き出すぐらいの姿勢を期待したが、意外とパンチが弱いなというのが正直な感想である。

私の意見を述べておこう。

ベンチャー就職を限定して考えてる学生は内定なんてさっさともらってその日からでも働きはじめるべきである。

考えてみるとよい。今の内定を決めて君たちが新卒として迎え入れられるには16ヶ月も先の話になる。この期間に就職活動を続けたり、残りの学生生活を過ごしたり、空いた時間で旅行を楽しんだり等という時間ははっきりいってベンチャー就職を希望する学生にとっては時間の無駄である。そもそもベンチャー就職する時点で社長の身近に身を寄せながら、寝食共にして社長の思考や思想を学び、短期間で自分でも体得出来るようにすべきである。鍛え抜かれた社長のもとで16ヶ月の時間ずっとこの行動を繰り返せば社会人5年目ぐらいと同じレベルのスキルを十分に身につけられる訳である。

そもそもこういった経験こそがベンチャー就職する最たる動機なのではないのだろうか?

しかしながらこの考えは昨今においてはベンチャー就職だけに限った話だけでもないと考えている。

30年後の我が国日本は想像以上にひどい状態が訪れる。生産人口が今よりも格段に減り、現時点で2人が1人の老人や子供を養っているのに対し、30年後には1人が1人を養う時代がやってくる。政治に斬新な手法が期待出来ない状況を鑑みると年金なんて全く期待出来ない訳で、如何に現役時代で稼げる人材になるかがポイントになる。経済成長が全く見込めてない我が国においてこれから生き抜くには、いち早く社会に適応し、稼げるプロフェッショナルを全員が目指すべきだと私は考えている。

最後の合同説明会では私は最初の段階で「すぐに働ける人の方がうちに向いてます」と明確にお伝えしたときの学生達の困った反応を鑑みてこのブログを書いておいた。学業が大事、余暇が大事、そんな人たちはそうしてればよい。少なくともこのブログはベンチャーで働きたいと本気で願う学生に向けてのメッセージだと捉えて頂くと幸いである。

P.S
余談だが、イベント自体の企画は非常に面白く8社対抗で行われる「学生と社長を交えたグループディスカッション対決」において我がチームは見事優勝。
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お題は「各チームの学生が担当社長の人事担当としてキャッチフレーズを考えて、PRしてください」というもの。チームにも恵まれ、60分のディスカッション時間で見事なブレークスルーに成功。結果にも恵まれて、最後に記念撮影。頑張ってくれたチームメートに感謝。
team.jpg

久しぶりの更新である。

今日は私が大事にしている価値観について話をしてみよう。

2013年卒の採用解禁され、当社でも説明会をほぼ毎週行っている。毎月100名以上の学生と触れ合う中で気づくのが、際立つ学生には「大事な時に120%の能力を発揮出来るタイプ」が多いということである。

例えば先般行った説明会で当社の事業戦略を説明する前に「戦略とは何か?」と私が突然質問を投げかけたところ、多くの人が「作戦」や「戦い方」など単語で答える中、「勝負事で必ず勝つ為の術(すべ)では無いでしょうか?」と切れ味抜群に答えてくれた学生(ここでは仮にS君とする)がいた。緊張感溢れる会場で異才を放ったS君はその後のグループディスカッションでも皆からの指示を集め最も高い評価を得たことはご想像の通りである。言葉の定義ひとつで、自分の人生が劇的に変化する事を彼が理解してるのは勿論だが、それ以上に彼には全員の前で発表する時(=大事な時)に120%の力を発揮出来る能力を備えていたのだと言える。

私は経営者としてS君のような学生を合理的な判断は勿論の事、直感的にもそういうタイプの人と共に人生を歩みたいと思っている。恐らく人生の多くのシーンでこの能力の有無によって物事を判断される事が多く、その結果として大きな差がついてしまうケースが多い。つまり誰しもがこの能力を身に付けておくべきであると言えるであろう。

では120%の力を発揮する力はどのように身につければよいのだろうか?

ポイントはずばり「覚悟を決める」ということ。
勝負時に覚悟を決め、勝利に向けて全ての力を出し切ることである。

「覚悟を決める」とはどういうことか?

火事場の馬鹿力を例に説明しよう。

例えばアナタが明らかに強そうなチンピラ5人組に遭遇したとする。周囲はもう暗く人通りの少ない通りの為、逃げ道はない。謝っても通用しなそうな相手なもんだから状況としてはやるかやられるかの2択しかない。この時「明らかに自分よりも強そうだな」とか「怪我したらどうしよう」などのことを変に懸念して戦いに挑むよりは、後先全く考えず「もうどうなっても構わない」と覚悟を決めて戦いに挑んだ方が普通では到底考えられない、あり得ない力(=馬鹿力)を発揮するものだということ。思わぬ馬鹿力によってアナタが強敵に対して勝利する確率が飛躍的に向上するということである。
(※喧嘩は自己責任なので悪しからず。)

先のS君は毎日この火事場の馬鹿力を自然に発揮している訳であり、これが結果として時に「奇跡の力」として成り変わる。平凡な力で過ごす毎日と奇跡の力の連続な毎日のどちらが人生として充実したものになるかは聞く迄も無い事であろう。

しかしながらこういった経験は誰しもが少なからず経験した事があるのではなかろうか?幼い時に他の子を前に先生に褒められて優越感に浸れた時等はまさに近しい体験だと言える。しかし「経験した事がある」ことと今現在大人になっても「経験が習慣化されている」ことの違いはとても大きい。後者になる為にはS君のように先に述べた覚悟の効用を理解し、実践し続ける事である。その結果が「勝負強さ」として形になって現れる。一般的に勝ち組と称される人々にはこの能力が自然と備わっているケースが多い。

個人スキルを皆が120%集まれば自ずと競争原理が働き、さらに全体レベルが向上する。その環境の中で各々は自分がどこまで辿り着けるだろうという際限無きチャレンジを行い続けていけばよい訳である。

私が思うに日本経済はまだまだ捨てたものじゃない。最近よく参加する経営者交流会等では不況を全く感じさせないような力強い経営者がわんさかいる。彼らに共通して言えるのは本番に強い事、勝負時に抜群の力を発揮出来るという超戦闘値の高い男達ならではの共通点である。

個人能力を高めることに多くの人が関心を寄せ、競争原理によって日本経済が底上げされることを願う。


~日本発世界へ 挑戦と冒険に挑むベンチャー企業~
バズー株式会社
代表取締役 森下洋次郎

国内で所謂成功者と呼ばれる人々は慶應幼稚舎やハーバードMBAの卒業生であるケースが多い。また自身に子どもがいる場合は皆こういう教育機関に入る為に躍起になる現象が特に都内の富裕層を中心として起きている。慶應幼稚舎に至っては現在では倍率20倍とも言われ、セレブの中でも狭き門であることは専ら有名な話である。またハーバードMBAに至っては世界に経営大学院は数あれども「アメリカの大企業500位までの最高経営責任者の半分はハーバードMBAを持っている」と言われる程の人気と実績を誇っている実社会に大きな影響力を持っている学術機関である。マスコミの歪んだ報道により一部ではお受験やら歪んだエリート像のように揶揄されているようでもあるが、果たしてその言葉は本当に実態を映し出した正しい姿と言えるのであろうか?

一般的にはこれらの学校を卒業すればいい進路や就職先が保証される為と考えられがちではあるが、これらはあくまで見せかけにすぎない。かの教育機関の本質はまさに、「世界レベルで一流のリーダーを作ること、世界で通用する強い個性を育てること」にあると言える。

少し視点を変えた話をしよう。

これからの日本社会は皆さんご存知の通り、世界を牽引してきた日本社会の姿は垣間見れなくなるであろう。世界No1のGDPを誇るアメリカは現時点で日本は約3倍の差をつけられているが、これが30年先には6倍の差になってしまう。また2010年度に日本を追い抜かしたと言われている中国に至っては30年先には日本の10倍の国家に変貌するとまで言われている。この事実に加えこれからの日本社会には高齢化問題により、生産労働層の社会保障負担増が重くのしかかってしまう為、どんなポジティブな専門家にも明るい未来は到底見出せないというのが妥当な意見と言える。30年後にはメイドインジャパンと謳われ続けてきた先進国日本の姿は跡かたも無く消え去ってしまうというのにはそのような理屈がある。

こういった時代になってしまったものだから従来の偏差値教育に起因した「いい学校に入ること⇒いい就職が決まること⇒イイ生活が送れること」の三拍子はもはや通用しない。つまり一般的に知名度のある教育機関に入ることに躍起になった所で先々の人生が保証されることは皆無に近いと言う訳である。事実私が卒業したかつて名門と呼ばれた鹿児島ラ・サール学園には優秀な学生は多いものの、未だにフリーターの者や非正規雇用者(つまり契約社員)として生活する者も少なからず存在する。母校の名誉のために補足しておくと一般水準から比べると確かに活躍するものは確率で言うと多い方だと思うが、かつて名門と騒がれた時代に想像した未来と比べると卒業後に突き付けられた現実とは大きなギャップがあると言わざるを得ない。偏差値教育がもたらす結果が社会のニーズに答えられなかった姿を私は目の当たりにすることが多い。

話を少し戻しておこう。先に述べた慶應幼稚舎やハーバードMBAに人々は何故足を運ぶのか?社会的に成功したとされる人々の御子息・御令嬢がなぜ魅了されるのか?かの教育機関では従来の偏差値教育を主目的としていない。本来の目的は生きる力を付ける為、人間を極める為、世界に通用するリーダーシップ教育に重きを置かれているからである。これらの卒業生には一般人には体験し得ないような普通に生活していると体験し得ないような経験・人脈・仲間意識があるようである。

何故、私がこんなことに気付いたか?説明しておこう。

私は慶應幼稚舎やハーバードMBA卒業者ではない。確かに先に述べた通り中高は当時灘・開成と並んで御三家と呼ばれた鹿児島の名門ラ・サールを卒業し、その後は慶應義塾大学に進学した。偏差値教育社会においては及第点と言われた無難なキャリアを卒なくこなしてきた一般人の部類だと思っている。その後は外資系コンサルティングファームに勤務した為、これまた卒なき就職に落ち着いたと言ってよい。しかしながらその後、今から遡ること6年前に始めた起業経験が私の人生を大きく変えたきっかけを作ったと考える。

この経験において私は短い人生ながら少なからず自分が境地に立たされることが多々あった。経営者なら誰でも経験があることかもしれないが、人間は瀬戸際に立たされた時、つまり生きるか死ぬかの選択を迫られた時、本質を追究するという傾向があるらしい。例えばこんなことがあった。あるプロジェクトでクライアントから多額の数十億規模の賠償請求を強いられる事件が起こった。とてもじゃなく会社にも当然ながら私にもそんな支払い能力は存在しない。天地がひっくり返るぐらいの未曾有の事件に社内も私も窮地に立たされた時、当初一緒に創業した仲間はおろか、社員の大半は私の下から去って行ったということがあった。この時に利害関係で結ばれた関係はとても薄く、それは自分の人生には何も残らない。その時に働くとは何か?仲間とは何か?こういった本質を誰よりも追究し、真剣に考えるようになった。つまり私の起業経験は常に本質を追究する為の旅のようなものであり、この旅を続けてきたことで私は生きる力を少しずつ身につけ、自分なりの真のリーダーシップ追求してきたつもりである。(まだまだ現役なのでこれからも当然努力し続けようと思っているので念のため補足。)

ところが我々日本人はそういった真のリーダーシップとなるような教育や素晴らしい仲間と本音で語り合うことの素晴らしさ等はあまり体系立てて教えられてこなかったことに気づく。強い個性や人間力は決して偶発的に起こるものでは決してない。世の中のいいものに触れたり感じたり、新しくチャレンジングな経験(時には究極の生きる力を試されるような体験も!)を通じたり、高い志を持った仲間たちとの本音のぶつかりあいの中で生まれてくるものである。例えば慶應幼稚舎における1500メートルの遠泳で仲間達と励まし合って泳ぎ抜く取り組みや、担任持ち上がり制による仲間意識の醸成など一貫教育を売りにしたユニークな制度が多数取り入れられている。つまり多くの学校で行われてきた試験の為の暗記教育からは決して学べない素晴らしい教育がこれらの学校に行けば受けられるということはこの時点で誰もがお分かりであろう。

現在私は当社への応募者の中から年間300名以上の方と面接する機会がある。そういった窮地の体験を通じて人を見る目だけには磨きがかかり、そこに関しては自分の中でも自信が持てるようになってきた。本来の仲間とは利害関係等の薄っぺらいものでは無く、自分の弱い所、恥ずかしい所、くだらないプライドを脱ぎ捨てた心叫びをし合える関係のことであると思うし、企業における同僚もまさにそうあるべきだと思う。

特に最近はそういった偏差値教育で育ってきた学生を対象にした新卒採用に積極的に力を入れているが、就職活動という未知の経験を目の前にした学生が内定欲しさに本来の自分の持っているいい所をどうしても見失いがちになってしまう現実を見て、大変残念に思っている。私が直接出会って話をさせてもらった学生には個別にアドバイスさせて頂いているが、いい会社に入るなんてことは一つの結果に過ぎず、本来追いかけるべき目的では決してない。本当に追いかけるべきは自分自身の人生を極めると言う世界でたった一人(つまり自分)にしか出来ない冒険に対して勇気を持って前に進むことではなかろうか。こういった情熱を持ち続けることが自ずと強い個性・強いリーダーシップを生み出すものだと思うし、それこそが生きる極みとも言うべき素晴らしき人生を歩む為のコツとも言えると私は考える。

こういうアンテナを張りながら生活していると自分のアンテナに引っかかる人は一概に自分が身を置くビジネスの世界だけでないことに気づく。そういった友人は政界・官僚・財界・教育・エンタメ等ジャンルは様々であるが、大きく共通している点は「世界レベルで一流のリーダーになる」「世界で通用する強い個性を作る」「人生を極める」という3点に集約される。おまけに彼等に共通して言えるのが慶應幼稚舎出身者であったり、ハーバードMBA出身者であることが実に多い。つまりかの教育機関では正にそういった高い志を抱く彼等のような人材を育成していると言えるわけである。

新卒採用という活動にチャレンジする若い学生はこれから日本を担う貴重な人財資源と言える。しかしながらそんな若者達が本質を見失い、本来の素晴らしき個性を忘れ、まるで内定の奴隷と化した彼等に対して、もっと目線高く、志を持って世界のリーダーを目指して取り組めるようなきっかけを私の経験から何か役に立てないものか?かなり漠然としたコンセプトではあるが、この想いを何かしらの形にし、また日本が戦後急激に成長して世界を席巻きさせたあの頃のように、若者が世界レベルで通用する人財になれるようなきっかけになるような取り組みが何かできればと強く考えている。


~日本発世界へ 挑戦と冒険に挑むベンチャー企業~
バズー株式会社
代表取締役 森下洋次郎

青い鳥症候群

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当社には「やりたいを仕事に、出来るを仕事にする」というビジョンがあり、これを気に入って門を叩いてくれる応募者がお陰さまでかなり増えてきた。大変ありがたい話ではあるものの、面接や社員教育を通じて「やりたいを仕事に」の方ばかり見てる人が多いことに気づく。もうひとつの「出来るを仕事に」というのは自分の専門の分野を明確に見出し、そこでプロとして付加価値を生み出すこと(=平たく言うと稼げるようになるということ)である。そこをすっ飛ばしてやりたいことだけを出来ると考えてしまうことはあまりにも浅はかだし、自分のことしか考えない都合のいい人の解釈と言える。

こういった考えの若者が増えた理由としては社会的背景もある。現代における職業選択の動機の多くが「好きな事をしたい」「自分のやりたいことをしたい」という傾向になりつつある。社会的にも学校でもこうした志向を後押しする風潮がある。

はっきり言おう。何も知らないうちからそんなこと出来る訳も無く、ましてや企業に置いて付加価値を発揮しない状態で「やりたいこと」何ぞ許容できる会社なんぞあるわけが無い。あったら逆に怪しんだ方が適切である。

私は教育の基本は「丁稚奉公(※)」だと考えている。※意味:商店などに丁稚として奉公すること。転じて、年少のうちから下働きとして勤めはじめること。

そんなことを言うと、「そんな考えはとんでもない」、「待遇を良くして褒めて育てろ」「叱ってはいけない」という意見を振りかざす人がいる。「長所を見出しながら育てる」考え方には私も賛同であるが、それはあくまで「厳しさがあることが大前提」である。厳しさの無い「甘えの構造」下で、自分の力で稼げる人間など育つわけがない。こういった環境で育ってきたパターンの若者は往往として「あっちの水が甘いんじゃないか?」「いやこっちの水の方がいいんじゃないか」とさまようものだから芯が無い。自分の行くべき道を探す・自分の強みを探す重要さを教わること無しに「好きな事をしなさい」と育てられてきたものだから当然ながら社会的付加価値も低いと言わざるを得ない。

会社に入りたてのものは新卒・中途問わず最初の頃は多くの者が即戦力になることが難しい。特に新入社員においては全くの素人にすぎず、社会的赤ん坊のようなものである。だから言われたことや指示されたことを愚直にやり続けるしかないわけである。「今日出来なくても明日やる」この姿勢の継続がどこかのタイミングで光となりブレークスルーに繋がるというものである。

我が社でよく言う「壁を乗り越える」というのはまさにこの連続の工程のことを指している。これはとても苦しいし大きなエネルギーを必要とする。皆生身の人間なものだから、要らぬ欲も出るし、ともすれば「なぜ、こんな苦労をする必要があるのか?」と考えてしまうのだし、皆基本は弱い生き物から「もっと楽して儲けられる道があるんじゃないか?」と考えてしまう。そんな中で上司や取引先から耳の痛い話を聞いた瞬間に会社を辞めてしまったりするのである。言わば存在するはずもない青い鳥を求めてふらふらしてしまう「青い鳥症候群」と言えよう。丁稚奉公の人間なら「ありがたい、自分のことを考えてくれるんだな」という思考回路が働くが、そうでない人は自分の逃げ道を見つけ、正当化し、楽しようとしてしまう。これは我が社経営理念にある「生きる力を身につける」考え方とは程遠い。

はっきり言おう。社会に出て「青い鳥」など存在しないと考えた方が良い。

あるはずもないそんなモノを求めてさまようぐらいなら、自己研磨に勤しみ、今の与えられた環境で明確な結果を追い求めることに専念した方が良い。そういった蓄積があって始めて「やりたいことが見えてくる」のだから。

このブログを見る読者の皆様はそうであってほしくは無いが、甘えた構造に慣れきった若者は実に多い。これをきっかけに真の強さを身につけるきっかけになってもらえればと切に願う。

~日本発世界へ 挑戦と冒険に挑むベンチャー企業~
バズー株式会社
代表取締役 森下洋次郎

奇跡の再会

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私は過去の人生において後悔をしたことが余りない。過去の人生を振り返っても思い当たることはそうないが、唯一サラリーマン時代に後悔したことが一度だけある。

忘れもしない8年前の私が26歳のとき、3年間勤めたコンサルティングファームを退職する時の話である。

当時大手ハイテク企業の100人規模のプロジェクトにアサインされていた私には日々鬼のように徹夜しまくる職場が不可解に見えてならなかった。プロジェクトのトップに立つ人間はクライアントの為に土日出勤や徹夜勤務は当たり前の考えで、協力出来ないものには容赦なく、人間扱いすらしない。次のキャリアや目指すべき人生が明確だった私にとってこの職場は私の仕事人生を捧げる思いを到底見出せなかったのは言うまでもない。その頃から同僚とも本音で話すことは出来なくなり、そんな私の転職に対する反応も今思えば冷ややかなものだったと言える。

そんな折に私に心の籠ったメッセージを送ってくれた方が1人だけいた。当時の会社では現場の上司とは別に職務に関係ない上司がつけられるというメンター制度のようなものがあった。最後のフェーズで私のメンターになって頂いた方の1通のメールが今の私の人生にも大きく影響を与えている。

以下当時記述していた私のブログからこのやりとりをご紹介したい。

以下、過去のブログ抜粋 (2004年01月21日記事 当時26歳のときである)
------------------------------------------------------------------------------------------
3年間大企業で働いてきた自分に対して一度リセットを掛けたいと思う。
最近では本業に対するモチベーションが極めて低かった私は一日で
多くの時間を気づかずに惰性的に過ごしてしまうことが結構あった気がする。

やっぱ人生ってやつは(私が言うのもなんだが。笑)楽しくなきゃだし、
毎日が自分にとってサプライズでワクワクする状態にしておく必要があると思う。
その為にはもっと自分にしか出来ないことにリソースを注ぐことに集中し、
そこでお金を作る状況をたくさん生み出していくべきだと思う。
それがまさに私が掲げる次のステージの具体像でもある。

上記背景を元に、私はこの度転職を決意することにした
退職手続きをする為に、本日は会社で最近私の上司になった
シニアマネージャー(日系で言うと部長ぐらいの人)とカウンセリングすることに。

この方は外資系カラー満載のうちの会社には珍しく
大変親身な方で"何故会社を辞めるのか?""新天地では何をするのか?"
といった質問を受けた。
私の会社はもともと外資系のコンサルティング会社だったが昨年IBMが
買収して今ではIBMグループとなっている。しかしながら現場レベルでは
若手の離職率が大変高くなっているらしく、IBM側の幹部は
若いメンバが退職することに動揺しているらしい。その現状を受けて
この方は私のような退職を希望する社員の背景をしっかりと
汲み取って何かしらの打開策につなげたいと言う。
もはや辞めてしまう会社ではあるが、最後にたまたまこのような熱い人と
出会えた為、私の率直な意見をいろいろとぶつけてみた。
すると先ほど協力したことに対するお礼メールが来た。

以下、一部抜粋。

>私自身、コンサル業界に入って10年が経ちます。正直、
>何度も納得いかなくて、実は1回退職(スペインで1.5年休養)1回休職
>(去年まで奥さんと1年SanDiegoで休養)してました。はたからみると
>ふざけたキャリアパスだと思われていますが、自分で考えて納得する
>には時間が必要です。何度もつまづいてますが、それでもいままでの
>自分の決断には後悔してないです。
>足をのばしたままではジャンプできません(足がつるだけです)。
>やっぱジャンプする前には屈まないと。
>森下さんも有給&リフレッシュ休暇をうまくつかって、コンサルで
>ついた心の垢を落として、新天地で大ジャンプできるよう
>がんばってください。
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私をプロのコンサルタントとしてではなく、始めて1人の人間として見て頂けた気がした。今まで生きた心地がしなかった職場に対する反骨心が全て吹き飛び、この方がもう少し早く私の上司だったら私の人生もまた違った形で存在したかもしれないと思えるぐらいのものだったと思う。

約8年前のメールを今でも大切に保管しているぐらい私の人生に大きな影響を与えてくれた出来事であったし、今思えば従業員満足を第一に掲げる我がバズー社の精神はこの方に素地を与えて頂いた気さえする。

しかしながら私の後悔というのはここからである。当時のコンサルタントは常駐が基本で本社やオフィスといったものには殆どなく、上司と言ってもメールだけの関係ということがよくあった。そんな背景や次の職場での怒涛の業務が始まっていたこともあり、結論この方に最後までご挨拶すること無く職場を去ってしまったという事実である。

そんな方とひょんな縁で再会するチャンスを本日頂けた。

私が職場を去った後、同氏はIBM本体に出向し、社長の側近として仕えたらしい。売上1兆円、社員数2万人を超える同社で超が3回ぐらい付く程の異例の出世を果たしたCさんが選んだ道はベンチャー企業へのキャリアステップであった。

その動機というものがかの有名な大社長の姿を見て、自分の未来を感じられず"起業"という人生を選択したらしい。その後の起業、M&A、ファイナンス等、お互い職場を離れてからのキャリアは通ずる部分が多く、再会のランチでは大変話が盛り上がった。

あの時最後にご挨拶に行けなかった事に対する私の後悔が晴れたどころか、素晴らしい再会として再現されたわけである。

コンサル時代の師弟関係よりもさらに近い同じ経営者という立場でこの先輩と付き合えることになった事実に対して少なからず今この瞬間でさえ興奮感を覚えている。

自分の判断を信じ、その道を極める為に全力でアクションを起こす。進むべき道を行けば沢山の素晴らしい出会いがある。この方が私の人生に大きな影響を与えてくれたように私も周りの人間に対して素晴らしい人生となるように可能な限り取り組んでいきたいと思う。

~日本発世界へ 挑戦と冒険に挑むベンチャー企業~
バズー株式会社
代表取締役 森下洋次郎


就活アワード2012 受賞

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