2010年3月アーカイブ

街は桜が徐々に咲き始め、春の新しい生活スタートに私も微かに気持ちに躍動感を感じ始める。ぶらっと散歩にも出たくなる日和の下、昨日は久しぶりに書店で書籍や雑誌を大人買い。

今月発売の「GQ」に「起業家たちの大相関関係図」という特集が組まれていた。ピックアップされた起業家を中心としている為、データに偏りはあったもののなかなか良く取材されている。私も面識レベルでは何名かしってる方もいたので、『こことここはこういうことだったのか』的な発見があり、楽しませてもらった。この図では各プレーヤーで相関性があるものを矢印で結び、まるで戦国時代の武将一覧の如く取り上げている。(といっても「敵対関係」等の過激な表現は決して無いが。。)この矢印の意味合いについて私は着目してみた。

gq.jpg

この矢印は主に「元雇用関係」「出資関係」「師弟関係」3つに分類されているようだ。「雇用関係」や「出資関係」は事実に基づく相関性である傍ら、『師弟関係』には形が無く、唯一『信頼』や『絆』という無形物によって支えられている関係と言ってよい。矢印で師弟関係が結ばれてるぐらいだからよっぽど堅い関係なのであろう。私には『先輩』と呼べる方はたくさんいるが、『師匠』と呼べる人は殆どいない。仮に(取り上げられてもいないが・・・笑)この関係図に取り上げられたときに同様の矢印は描けない。だからこそ『師匠』と呼べる人がいる自体に羨ましく思えてしまう。

私も含めて若い起業家は経験不足から体感したことのない分からない課題にぶつかることが多い。経験したことのないことを解決するとき各種専門家を集めておくというのは一般的な考え方ではあるが、これは必要条件であって十分条件ではないと思う。こういった時こそ『考え方』や『心構え』を説いてくれる『師匠』と呼べる存在がいることは大きい。『師匠』がいるのといないのでは成長スピードに大きな差がつくと言ってよい。今まで振り返っても『師匠』と呼べる人がいればもっと上手くいってたのになんて振り返ることも多かったりする。

特に社会人を迎える新卒の方はこの時期、あと数日に迫った社会人ライフにトキメキや興奮でいてもたってもいられない状況ではなかろうか?新卒の方に私が是非お勧めしたいのは「良き先輩」「良き師匠」を見つけることである。勿論、先輩や師匠も人間だから好き嫌いは当然ある。だからこそアナタ自身が「好かれる存在である」ことが重要。特に優秀な新卒程素直であるべき。尖ったところでどこかで鼻をへし折られるのは数多くの先輩方に聞いても間違いない事実である。どうせなら早い段階で素直で可愛がられる存在になり、早いうちに良き師匠との出会いを実現するべき。新卒限らず、何か想い悩む時には気持ちをゼロベースにして、メンターと呼べる存在を見つけ、相談しながら解決を目指すと良いと思う。

手前味噌なススメではあるが、自分が新卒に戻ったら真っ先にやりたいことの一つとしてこれがあった為、皆様にもススメたい。

『熱血法人 バズー』
熱血社長 森下洋次郎

営業の本質

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昨日、営業案件で大敗を期した案件があった。

軽い気持ちで『イケる』と思ってただけに総スカンを食らった気分。
ボクシングで言うと無防備な状態でボディーブローを食らったような感覚である。

敗戦から学びを得るために担当者交えて議論を繰り返す。
議論の結果、いい学びがあったので、当ブログにて整理しておきたいと思う。

営業はあくまでビジネススタート最初の窓口であり、玄関の案内人の
ようなものである。そこの扉を開けると夢のような世界を満喫できることを
顧客に分かり易く且つ正確に伝えなければいけない。

『商談では話が弾んだんですよね~』とか『お客さまも満足しただろうな~』等々・・・
と言う所感は営業現場の感想に過ぎず、ビジネスとして営業というものを
捉えると無価値に等しいと言ってよい。プロダクトに自信があること前提ではあるが、
販売の責を委ねられる営業は必ず顧客に納得してもらい、
プロダクト全てを満喫してもらう迄の架け橋とならなければいけないと思う。

当社はモバイル事業にしてもサロン事業にしてもプロダクトには絶対的な
自信を持っている。モバイル事業には経験豊富な最良のスタッフが揃っており、
常にソリューション改善に育み、顧客満足の最大化を念頭にした取り組み
スタンスが少なくともリーダー陣には徹底されている。サロン事業も一流講師による
良質で『感動』をテーマにした最高のレッスン提供が我々最大の売りと言える。

だからこそ、営業に課せられた任務と責は大きいと考える。

大切なのは常に顧客の立場に立って、何を求めており、どうなれば
幸せになれるかを常に考え続けること、それが我々であれば
どのように実現されるかをしっかりイメージ持ってもらう説明をすることであると思う。

モノの溢れた昨今の場合、顧客ニーズは毎日のように変動的である。
顧客の気持ちは変わり易く、移り気である。この中で如何に初回の営業で
顧客にイメージを湧いてもらい、当社とお付き合いをして頂ける状況を作り出すか、
営業アプローチもこれを先取りして常に改善を続けていく必要が当然ある。

時にはクリエイティブに、時にはイノヴェイティブに。

昨日の敗戦を機に、気持ち改めて営業改善に取り組んでいきたいと思う。

『熱血法人 バズー』
熱血社長 森下洋次郎

バズーのヒストリーを4章に纏めて書きあげてきたが、
それなりに反響を頂いた。中には本当に心温まるメッセージも有り、
経営者をやっていて本当に良かったなと改めて思わせて頂く内容もあった。

最後の章ではまだ語られたことのないバズーの今後について
今この時点で私が考えていることを纏めていきたいと思う。

バズーはこの先どこに向かって走るべきか?

私が大切にしていることは『社員の幸せ』である。

どのようにしたら『社員の幸せ』は実現できるのか?

『バズーを10年先も働いていたい会社にする事』だと考えている。

思い返せば、立ち上げの頃から遡り、会社とは何なのか?
バズーの存在意義は何なのか?顧客が最も満足するのはどういう状態か?
私自身の幸せは何なのか?様々な座学や実践を通じて、
自分なりに得られる学びは多々あったがその中で最も私の心に
刻まれた印象深いメッセージは先輩からの一言である。

『成功の秘訣はバズーのファンをたくさん作ることだよ』

言われた時はピンと来なかったが、社員の離脱という辛い経験を
きっかけにこのメッセージの本質を気付かされた気がする。

当社の場合、ソリューション業務全般はほぼ全て社員に任せている。
この為、生み出される企画、納品される成果物全てが社員の
力量によるものが殆どである。一つ一つの対応や細かく言うと、
電話応対、メール対応、顧客訪問等全てのフロントに立つのは
やはり社員であり、彼らによって会社のブランドは形成されると言って過言ではない。、
彼らはとても優秀だから困難な要求や解決しがたい課題も
自分達で思考錯誤して常に戦っている。そんな彼らだからこそ
私はしっかりと評価し、さらに彼らがもっと飛躍できる環境を創る責がある。

社員一人一人が高い能力を発揮することで、顧客満足が生み出され、
その結果として、決算書と言う通知簿に纏められる。そんな社員がより
長く働ける状態にすることこそ、継続的で安定感のある事業収益を生み出し、
株主満足にも繋がるというのが私の持論である。

では、『社員はどうなれば幸せになり、10年働くイメージを持てるのか?』

当社にはいろんな個性を持つ社員が多い為、幸せの捉え方も様々である。
10年先なんて想像し得ないという意見を持つ者も多いのではなかろうか?
この課題を実現するには社員の努力も重要になる。
『自分の幸せは何なのか?』 『10年働くにはこの会社に何が必要か?』
この漠然としながらも大切な感覚を最低限言葉で言えるようにしておいてもらいたい。

日々の業務を遂行しながら、じっくりと物事を考えることは意外と難しいと思う。
特に当社のような少数精鋭体制を取っている場合は一人一人に課せられる
業務量と責任範囲は半端じゃないからだ。でも、だからこそしっかりとこの
激務から何かを感じ取り、『生き力』を身につけ、究極それら全てが自分の
幸せに繋がるんだと言う信念とプライドを持ってほしい。そして10年先の
自信の姿を少しずつでもイメージを沸かしながら過ごして欲しいと思っている。

大概の事は言葉にすればするほど具現化しやすいし、
皆がそれを実感できた方がなおさら個人の為、組織の為であると考えてほしい。

終身雇用制度が崩壊した今、自社で10年先をイメージする社員はどの
職場に行っても極めて少ないと言える。だからこそ私はこの会社創りにチャレンジしたい。
このステージ作りをバズーで実現し、皆が10年先をイメージできる環境を実現し、
誰もが幸せを感じれるような会社を作り上げる、これが私の強い願いである。

「他人と過去は変えられない。変えられるのは自分と未来のみである。」

これは私の尊敬するコーチングの先生から頂いたメッセージである。
10年働ける会社創りを目指して、皆で考え一緒に作り上げること、
これが少しづつ形になってくればバズーはもっと味が出て、
さらなる飛躍につながってくると思う。

当社はまだまだ至らぬ点や未熟な点は多々あるが、
常に謙虚に学習し、学びを得ようとする姿勢は常に全員が持っていると考えている。

今後のバズーに取引先の皆様も株主の皆様も是非支援して頂きたい。


Episode1生い立ち

Episode2事業拡大に伴う成長期

Episode3事業体制の最適化と原点回帰

Episode4再構築と新規ビジネス

Episode5
今後


『熱血法人バズー』
熱血社長 森下洋次郎

バズーは何の為に存在するのだろう?
私は何故社長という職業に就いたのだろう?

激動の第3期を過ごしてきた私には原点回帰の一環として
いつもこんな自問自答を繰り返す。

今更大企業なんて絶対に戻りたくない。自分の想いが叶えられない
人生ほどつまらないものは無い。では、バズーという法人が
たまらなくエキサイティングで皆を幸せにしてしょうがないような
存在になる為にはどうすべきであろうか?

我々にしか伝えられないメッセージは何なのだろうか?
それが私だけでなく、全社員が想いを一つにして伝えられることは何なのだろうか?

こういった背景から会社のビジョンを創り、皆に説明した。

『お客様に愛されること』これが我々が一番目指さなければならない
メッセージであり、ビジョンである、そんな説明をしたのが2008年5月
頃だっただろうか。

vision.bmp

事務所をダウンサイジングし、浜松町のオフィスで再スタートを切った
私は「絶対にここからバズーとしてのアイデンティティーを発信し、
皆が幸せを感じれるような会社を創ろう」そんな想いを悶々抱きながら
業務遂行に当たる。

先のブログに述べたようにこの2008年の年末に、
現開発リーダー清水との出会いがあった。
同じ慶應出身ということもあり、面接では私の想いをざっくばらんに
ぶつけた所、清水もストレートに私の想いをぶつけてくれる。
清水は当社の現場を仕切る石渡とも見事な連携を短期間で実現し、
現石渡、清水の二人による現場形成が徐々に成果を生み出してくれる。
当社が『短納期・低コスト・高品質』の当たり前の3原則を当たり前に
実現できていることは彼らの功績が大きい。

開発の大型補強を果たしたバズーチームは新規事業に着手。
私自身モバイルソリューションだけで、現株主を満足させることは
不十分と考えた経緯もあり、今のスクール事業、自社ビル取得に至るのは
このブログ初期段階で述べたとおりである。
2009年度前半はほぼこの準備の為に費やしたと言っても過言ではない。

かなりコンパクトに纏まった組織は一件ダウンサイジングにも見えるが
私にとっては筋肉質な組織になったと自信を持って言えるし、新たな
ベンチャー企業ならではの発信の準備を着々と進めてこれたと言えるであろう。

Episode1生い立ち

Episode2事業拡大に伴う成長期

Episode3事業体制の最適化と原点回帰

Episode4
再構築と新規ビジネス

Episode5今後
次回ブログに掲載予定

『熱血法人バズー』
熱血社長 森下洋次郎

前段に続き、当社では事業拡大を求めた結果、
大手クライアントのプロジェクトの顧客対応に追われる毎日が続く。

朝の役員会議にて、耳を疑う報告を受ける。
『某プロジェクトがどう頑張っても絶対に終わらない』
このプロジェクトは当社史上今でも最大案件と言っても良い大きなプロジェクト。
モバイル業界の規模感でもかなり大きなプロジェクトの遅延報告であった。
失敗した時の損失は軽く数億に上る。当然ながら脆弱な当社にそんな
大金を支払える余力は全くない。
只でさえ、他のプロジェクトの火消し作業に追われていた私は事の大きさに
気付かされ、自らが指揮を取る必要があることを痛感し、
プロジェクトマネージャーとして社長業そっち抜けでブロジェくト完遂に向けて尽力する。
忘れもしない、2007年11月の出来事である。

他のプロジェクトも勿論であったがこのプロジェクトの状況は
悲惨を極めたものであった。毎日担当メンバーが徹夜を続けても
一向に終わりは見えず、疲労感が事務所内にただより、
この先一体どんな結末を迎えるのかだれもが不安と疲労の毎日を続けていた。

他プロジェクトを担当していた全社員の協力を仰ぎ、何とかこのプロジェクト
のカットオーバーを終える。

無事に事なきを得るのも束の間、火を吹いていたのはこのプロジェクトに
限らず、お客様のお叱りを受ける毎日が続き、社員の疲労と不満もピークに達する。
何よりも深刻だったのが、プロジェクトの出戻り作業による各種販売管理費の
急激な増加による財務体質の急激な悪化が追い打ちを掛けて経営者の
私に容赦なく襲いかかる。

この時ばかりは私もどうしようもないと思った。売上が2億足らずの会社で
月間の販売管理費が軽く2000万を超える状況である。立ちゆかくなる状況が
容易に想像しうる中、全責任は私にあると思った私はなりふり構わず行動に
移さざるを得なかった。

忘れもしない。2008年正月を明けた全社会議にて、私がメンバー全員を集めて本音で語りかけた。

『今の当社の状況はご存知の通り大変深刻です。この先良くなっていく
見込みは極めて薄いが、私にはこの会社を立て直す責任があります。
今後は全てのプロジェクトに関して、私が責任を持って管理していきます。
この為、今よりももっと厳しい要望を皆さんに突き詰めるかもしれません。
嫌になった人は先に手を挙げてもらって道を考えてもらって問題ありません。
私に手伝えることは可能な限り手伝おうと思います。』

経営者として恥ずべき発言だったと思うが、この時の私にはこれ以上の言葉は
見つからなかった。これによって離れていった社員も多数いる。賢明であれば
あるほどあの状況でバズーに居続ける理由は無かったと思う。しかしながら
何名かはこの状況を踏まえてもらった上でバズーに残って頑張ってもられると言う
メッセージを貰った。この時ほど私は「絶対にこの社員たちだけは幸せにしてやろう」
と強く思ったことはない。

この時期を経験し、今でも残ってくれている社員はわずか3名。
大分少なくなったものの、私はこの3名だけにはいつまでも頭が上がらない。
特にリーダーの石渡はこの時期から責任あるプロジェクトを担当してもらっており
社内リソースが全く借りられない状況で、見事に納品実績を作り上げてくれた。
彼の功績が今のバズーを支えてくれている部分は非常に大きい。

思えばこの状況に至ったのは全て私の未熟さと未経験によるものが
大半であったと思っている。複数の先輩方と始めたビジネスではあったが
自分を押し殺してでも調和を大事にした自分が今となっては間違っていたと思う。
経営の全責任はやはり役員というよりは代表に責任がある。

もっと自分の感性や信念を貫き、社員や株主、お客様全員を幸せに
出来る状態にしていかなければ行けない。もう一度経営者としての
原点に戻ってやり直そうと考え、事業体席の最適化を淡々と進めていくことになる。

事業体制の最適化は簡単には進まなかった。この時の私は役員報酬カットは
勿論のこと、昼飯すら買うのを憚れる経済状況ではあった。しかしながら
迷惑を掛けたこの時期に頑張ってくれた社員のことを考えるとそんな苦労は
小さなものだったと言えるであろう。

毎日を社員面談と顧客対応に費やし、当社の現状を赤裸々にお話しさせて頂き、
お咎めを受けることも多々あったが、一定の理解を示して頂く方もいて頂いた事が
私の決意を貫かせる。

報酬カット・人件費カット・事務所の縮小移転・その他あらゆる経費カットetc
失うことも多々あったが、約半年間掛けて、事業体制の最適化を実現し、
財務体制もほぼゼロベースに戻すことに成功する。

新しく加入するメンバーも徐々に増え始め、特にこの採用受入れ時には
過去の失敗を踏まえ、十分に私の想いやビジョンに共感して入ってくれた
優秀なメンバーだったと言える。

さて、これからが私の勝負である。2008年7月の株主総会にて
事業体制の最適化が完了する報告とともに、バズーの再スタートがこの時期から
始まっていく。

Episode1生い立ち

Episode2事業拡大に伴う成長期

Episode3事業体制の最適化と原点回帰

Episode4再構築と新規ビジネス
次回ブログに掲載予定

Episode5
今後

『熱血法人バズー』
熱血社長 森下洋次郎

1期目決算を終えた私は、着々と第三者割当増資の準備を進める。
事業計画書の作成は苦手では無かった為、資料と何故バズーが
資金調達に値するかのストーリーを書きあげ、何度も自分で推敲し、
投資家営業を回った結果、外部資本から投資を受ける話を取りまとめた。

時価総額も短期間で前職と大きな違いない水準での調達に成功し、
自分としては達成感を感じたつもりではいたが、今となってはあの時の
気持ちに実は大きな空虚感があったことは否定しない。

反骨精神を原動力として動く行動パターンの場合、反骨精神が無くなった時
には目標を見失いやすいというのが一般的。私の場合は業務が忙しかった為
これらを考える暇が無かったというのが正確であるが、時価総額や売上等
企業にとってあくまで最終的な結果に囚われ過ぎており、もっと経営者として
大切なコアな部分を軽視して急拡大戦略を取ってきたという大きな過ちが
ここではあったと思っている。

一方で、ファイナンスで軌道に乗った我々は事業面でも専ら拡大傾向を取る。
モバイルソリューション事業で言う所の事業拡大とは至ってシンプルだ。
受注金額を上げていけるような大手企業案件を攻めつづけることを大目標とし
それに伴い人員もどんどん強化し、協力会社のM&A含めた典型的拡大戦略を
取っていくようになる。この時期には私自身も様々な経営者の交流会や
接待含め、トップ営業らしき動きを一番してたんじゃないかと思う。
飛ぶ鳥落とす勢いで受注を決めていき、その成果あって月々に発行する
請求書の数も順調に増え、月次の売上も堅調に推移する。

一時はこの時期に20名近くの人員になったのではなかろうか。
私個人は乗り気ではなかったが、よくありがちな業務拡大に伴う
事務所移転もどきをやったのもこの時期である。

↓この写真はこの時期移転した岩本町の事務所。会議室も3つあり
身の丈に合わず贅沢な事務所であったと考えている。

DSC_0007.JPG

しかしながら、単純に増えたメンバーは、偉大なガバナンスの元に
集ってきたという訳では決してなく、今思えばてんでバラバラのメンバーの
集合体であり、組織も一応はチーム毎に分けていたものの、
単純に大きなカテゴリで仕事を割り振っただけのチーム編成であった為、
当然ながら今思うと大した纏まりも無い。私の経験不足によるマネジメントの
歪はこの時から徐々に表面化してきたと言える。

一方でクライアント業務では、相手が大手になればなるほどスタッフィングも
優秀で、大手と比べると脆弱な教育制度下にいるバズースタッフとでは
当然ながらパフォーマンスのギャップが芽生え始める為、顧客満足度と
いう視点に置くと不十分な案件も増え始める。徐々に業務上のミスが
目立ち始め、この時期お客様にご迷惑お掛けした経緯があった。また、
拡大するクライアントニーズに社内リソースが追い付かず、
メンバーにもこの時期とても負担をかけてしまったことは事実である。
この場をお借りして関連者の皆様には深くお詫びしたい。

バラバラな組織、増え続ける案件、メンバーの疲労、etc・・・
明らかに私を筆頭にした経営陣のマネジメント能力不足に
よって引き起こされる組織の歪をこの時期から徐々に露呈することになる。


Episode1生い立ち

Episode2
事業拡大に伴う成長期

Episode3事業体制の最適化と原点回帰
次回ブログに掲載予定

Episode4
再構築と新規ビジネス

Episode5
今後


『熱血法人バズー』
熱血社長 森下洋次郎

最近は当社に関わった元社員、役員、関係者の方々とお会いさせて頂く機会が多く、
その際には当然ながら今までのバズーの歩んできた道を振り返ったりと話が弾む。
大抵は「あの時は大変だったね」的な話が多いが、ここではベンチャー企業らしい
よくある話という括りでまとめておこう。

バズーでは来月よりいよいよ5期目を迎える。まだまだ浅い経歴ではあるが、
私にとってそしてメンバーにとっても少なからず感慨の残る期間であったことは間違いない。

当社HPには沿革を掲載させて頂いているが、これらは事実掲載のみに
留まっており、決してその時の実態に触れられている訳ではない。
掲載している事実以外にもたくさんのドラマがあり、良いこともそうでないことも
あったが、それらの経験全てが今のバズーに繋がっていると言ってよいと思っている。

この流れを受けて、今回は原点に振り返り、バズーとしての歩んできた
ヒストリーをこのブログにて5回に分けて掲載してみたいと思う。

「森下は小説家にでもなろうとしているのか?」という質問が聞こえてきそうだが
決してそうではない。文章を書くことは好きであるが、あくまで私のレベルでは
文章に落とすことで自分の考えを整理しているに過ぎない。自分で書くよりは
カンブリア宮殿のように、村上龍さんのような賢人に自分のことを書かれてみたいと
いう淡い夢はあるものの、あくまで自分の整理の為である。余談になったがそろそろ本題。

第一回目は「生い立ち」である。


~Episode1 生い立ち~


バズーは2006年9月に港区虎ノ門(最寄りは神谷町)にて産声を上げた。

直前の私はとあるベンチャー企業にて3年間勤務しており、雇われ役員として
3年間の職務に就いていた。当時の社長との方向性の違いから後先考えずに
会社を飛び出してしまうことになる。当時の私が唯一信じていたことは
「自分ならこの会社よりいい会社を創れる」という良くある大きな勘違いだけであった。
その頃は私のプライベートもいろんな変化があり、守らなければいけないものが
出来始めていた矢先だっただけにプレッシャーも大きかったが、
地道に3年間名もない会社で勤めた人脈が私を支えてくれ、いろんな支援して
頂けた諸先輩方のお陰でバズーという船が誕生する。

立ち上げ当初の資本金は62,000,000円。一体どうやって?とよく言われたが
懐豊かで偉大な先輩方の支援があったからだと今だから言える。
そのおかげもあり、資金力も十分な状態でスタートを切る。
前職では雇われ役員として勤めていた為、リスクなしでは大きなリターンは得られない。
この教訓を生かして、私は身内からなけなしのお金をかき集め、一部資本参画とした。
資本政策の知識と経験は前職でもあったものの、実際にやってみないと分からない
深い部分を後に学ぶことになったのはこの時点の私には知る由もない・・・。

立ち上げ当初のバズーはモバイルの受託制作開発をメインの商いとし、
役員従業員を併せて9名のメンバーでスタートする。最初は今では考えられないような
ダサいデザインのHPを立ち上げ、名刺やパンフレットの制作等準備期間に追われるが、
小さなベンチャー企業経験は前職でも十分ノウハウがあった為、さほど大きな苦労無く
取引をスタート。

このなかで割とオリジナルなサービスも展開する。勿論今でも継続しているが
当時ヒットした「似顔絵サービス」というものをここで紹介したい。
このサービスは海外のデザイナーにオリジナルの手描き似顔絵を描いてもらい、
これを携帯キャンペーンのプレミアムとしてプレゼントするという展開を企画提案。
各種パブリシティーや展示会に出展し、企業ブランドが無かった為、
『如何に目立つか』の戦略を積極実施したところこれが割とあたる。当時のバズーを
似顔絵屋と勘違いされていた方も少なからずいたことは今となっては笑い話でもある。
特に思い出深いのは、割とお堅い展示会で、バズーの当時のテーマカラー「グリーン」の
Tシャツを全員で着用し、綺麗なコンパニオンを雇ったところ一番人気のブースになったことか。
主催者側からは冷ややかな視線を浴びたものの、その会を通じていろんな人と出会う。
(ここで出会えたお取引様は今でも深いお付き合いをさせて頂いている。まだまだ
小さく何もなかった我々と懲りずにお付き合い頂けてることには深く感謝申し上げたい)
また、雑誌や新聞にも当社ソリューションが取り上げられ、小さいながらにメディアに
露出出来ることを少なからず快感に覚えた記憶がある。

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月間アスキー(2007/2/24発売 )

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日経産業新聞(2007/3/22掲載)


大体は受託で堅くやっていたということもあり、取引先にも恵まれた部分が大きかった為、
初月から売上は立ちはじめ、6カ目には月商1000万を計上した。
1期目を終えて、黒字化を果たし、翌期に勝負を掛けようとギラギラしていた自分を思い出す。
昨今の不況と比較しながら、当時の伝票を見返すと制作単価がやはり当時の方が倍以上。
改めて恵まれた時代の創業フェーズであったと言えるである。

またここで忘れてはならないのが今も継続してお取引頂いている企業の皆様が
大半であるが、そうでない取引先の皆様に対しても経験のない我々を温かく
ときには厳しく指導頂けたことに深く感謝したい。

(今現在当社スタッフのあらゆるリスクを見越したご提案でご好評頂けているのは
この時期にお取引先の皆様にご指導頂けた経験が少なからず土台になっていると
考えているからです。本当にありがとうございます。)

話は戻り、前段で述べたとおり、立ち上げの時から前職を抜き去ることを決めていた私は
一つの評価軸として「時価総額の高い企業を創ること」を専らの目標にしていた。
(これまた後で間違いに気づく部分ではあるが、今は置いておき・・・)
私は自分が感じた劣等感によって成長速度を加速させられるという不思議な能力を
持っている部分がある。この大目標を達成する為に当時の私はかなりのスピード感で
目標達成を果たすことが出来る。

後述のエピソードで詳細を記載しようと思う。
以下は後々続く4つのエピソードのテーマである。

Episode2事業拡大に伴う成長期
次回ブログにて掲載予定

Episode3事業体制の最適化と原点回帰

Episode4再構築と新規ビジネス

Episode5今後


『熱血法人バズー』
熱血社長 森下洋次郎

当社のお馴染開発リーダー清水がZendFrameworkに関する研究発表を行った。
本件をバズーHPのリリースに挙げた瞬間幾つかの反響も頂いた所を見ると
かなりの成果があったんだろうと見てとれる。

清水とは付き合って1年ちょっととまだまだ長い人生を考えると短い
期間であるが個人的には彼の内面から噴き出すインパクトと
私に与えてきた影響を考えると実に深いものだと思っている。

ブログを見ても分かる通り、自発的で勉強熱心、そして開発という
一般的には包まれた職種にも関わらずかなり攻めるし、ノリノリである。
私の熱血魂に極めて通じる部分が高い彼のお披露目の場に
自分が参加出来なかったのが大変残念であるが、資料を見る限り、
日頃のインプットを見事にアウトプットしてもらった形で終えたようだ。

私は正直言って開発会社の社長の中では開発業務にはかなり疎い。
たまに同業の方に社長が開発出来ない会社は開発会社としては厳しい等の
ご指摘を今まで少なからず頂いた事がある。
バズーも過去には厳しい時期もあった為、その時はそうなのかなとも思ったが
最近は実績も付いてきたこともあり、少しづつではあるが自信を持てるようになった。

今では彼のような優秀なスタッフに支えられていることで、バズーが支えられている。
特に清水の場合、能力的な問題は勿論であるが、彼の意欲の高さがバズーチーム
に与える影響はとても大きい。

社員に深い感謝の意を示すとともに、彼らがもっと脚光を浴びれるような舞台を
私なりにたくさん作っていくべきだと思う。
(清水の場合は言わなくても自主的にガンガン創っていくと思われるが)

明日も熱く頑張りたい。

『熱血法人 バズー』
熱血社長 森下洋次郎

先日、取引先から突然のニュースに社内がどよめいた。

資金繰りの悪化による民事再生を摘要したとのこと。
当社は売掛債権を保有する立場であった為、債権者集会に呼ばれる。

民事再生はJAL社でも採用されるか否かで大きな話題を呼んだが、
身近な企業で摘要されるのは私にとっても当然初めてである。

担当者の方は非常に言い方であった為、心が痛むが、痛むのは私の
心だけであればまだ良いが、究極、自社の従業員及び株主、強いては
取引先の皆様に迷惑を掛けてしまうことさえある。最もな被害者はやはり
債権者であると言っても過言ではない。

小さな会議室で行われた同集会には債権者が200名程いたのだろうか?
経営陣、代理人、監督委員の3者による立場の方々によってリードされ、
厳粛な雰囲気の下司会進行が進む。

印象深かったのは取引先の女性経営者による悲痛な叫びであった。
同社の行いにより、自社経営が行き詰まり、先行きが見えなくなっているとのこと。
代理人から取引先の救済策として、一般的な緊急支援制度の案内があったが
絶対的に取引先を救えるものではない。幾つかの諸条件がある為、
大抵の企業は適用外であろうことは容易に察することができた。

経営者の方から説明があったが、どうも納得できない。
ここ数年は無給状態で働いていたらしいが、そんな状態を何故、取引先に
誠実に伝えなかったのだろうかと思う。

もっと早くからこの事態を明らかにしておけば今被害者となっている方々も
多少なりとは回避策を見出せたはずである。厳しく言うと経営陣のわがままにより
取引先は勿論、従業員や各関係者すべての人に迷惑を掛ける形になる。

法人取引で最初に大切なのは与信管理。特に未上場企業の場合は、
公開情報が極めて少ない為、嗅覚的な判断が必要となる。
勿論、教科書に書いていない為、『経験』と『勘』に頼る部分が大きい。
初回取引時は勿論、お付き合いを進めて行く上で、取引先の状況、
経営者の考え方等事細かく動向を察知しておく必要がある。

当社でも新規取引時は営業担当にも特に気を付けるように指示している。
取引先が何故このビジネスをやりたいかは勿論、やれる余力はありそうか、
最悪の場合の撤退ラインはどこかの判断等リスク検証に余念がない。
ヒアリングしてていくら素晴らしいビジネスモデルを語られても
自分達には想像できなかったり、到底出来そうでないことに対しては
はなからその取引には乗らないようにしている。それをやってても
失敗事例は起こるから十分すぎるほどこの工程の検証は必要となる。

与信管理のさらなる徹底と同時に、同社のように人に迷惑を掛けてしまうような
結果に陥らないように経営者として責任ある行動に勤しもうと決意が強まった。

『熱血法人 バズー』
熱血社長 森下洋次郎

前段の『オンリーワンのススメ』ではいろんな反響を頂いた。

個別にメールを頂いた方には順次ご返信させて頂いてるが、
意外とポイントを整理した内容には反響を頂けることを理解した為、
本日社内会議でも話した内容でもある『問題解決能力』に関して本日は論じたい。

仕事という大きな括りで捉えると最も根幹で大切な能力は「問題解決能力」
だと思っている。根本商いを始めるときや業務を始めるときには問題と必ず
ぶち当たる。問題が何かを把握し、解決案を挙げたうえで、実行し、検証する。
このプロセスの流れは揺るぎなく、恐らく未来永劫変わるものではない。

『未来永劫変化が無い』、当たり前のように言ってみたがこれって凄いことだと思う。

当社のようにITやモバイル事業をやっていると、ソフトウェア資産を活用して
収益を生み出すビジネスモデルであるが、テクノロジー・キャリア・景気等の
変動要素を強く受ける。1年経てば大体の技術は陳腐化するし、その他の
業界でも10年経てば大抵の既存製品はもはや使い物にならないケースが多い。
だからどこの会社も技術革新に悪戦苦闘するわけである。

これはこれで重要であるが、もう少し元を辿ると企業が最も注力すべきは、
資産やお金等、脆く崩れやすいものではなく、長い目で変動要素が無い
『問題解決能力の強化』と言っても過言ではないと思う。
これは社員だけではなく、経営陣含めた全てのヒューマンリソースに言えることである。

問題解決能力はどのようにしたら磨かれるのだろうか?

【方法論①】自分をとにかく客観視する習慣を付けること

自分の問題というのはなかなか見出しづらく、客観的に捉えることは特に難しい。
人にはアドバイスできるけど、自分のことはよくわからないなんて人も多くいると思う。
人は本能的に感情で動く動物でもある為、自分に対しては主観や感情がどうしても
入ってしまう為、客観視しづらい。でもこの能力って問題解決にあたっては凄く重要。
私がお客様とよくコンサルさせて頂くときにも『問題を問題として捉えていない(もしくは
気づいていない)』というケースに良くであう。私はストレートな性格の為、
空気を読みながらも正直にお伝えさせて頂くようにしているが、
一般的には気付かずにそのまま問題を知らず知らず抱え続けているパターンは
意外とよくある話である。自分に関わる問題は常に箇条書きにして書けるぐらい
明確に捉えておく必要があると言ってよい。
また、その問題が他者が聞いても間違ってないことも検証すべき。
これらが苦手な人は周囲の人にざっくばらんに聞いてみるのも良い手と言える。
社内研修等で、無記名で『周りから見た自分の印象』、『改善点』を聞くなど、
相互チェックしあってみたりする試みも是非おススメである。

【方法論②】解決に当たってはとにかく自由な発想で考えること

問題点が整理できるとそれに対する解決案を出すのが次のステップとなる。
問題を問題と捉えるならば、解決案はどんな手段を講じてでも解決すべき。
ここではいつもの常識を常識と捉えない日頃からの思考習慣が必要となる。
『空気を読む』ことは社会人マナーで重要な要素でもあるが、問題解決に当たっては
多少の空気は気にしない鈍感力があってもよい。分からない人に対しては
自身が考えた結果をきちんと説明すればよいし、それを話しても理解してもらえない
ような職場にいる方は、今後のキャリアプランを一度練り直した方が良い。
課題解決に当たる斬新なアイデアを実践することは組織にとっても新しい血が
入り、非常に素晴らしいことである。それによって周囲も刺激を受けて、
周囲もさらなるアイデアを出し合う等、問題解決能力による人的事業シナジーを起こすことも可能。
バズーでは今このシナジーを起こすことを強く目指している。だからこそ
問題解決能力強化の議論に余念がない。
今日の全体会議では、ある社員が『職場がバタバタしすぎて落ち着いて仕事出来ない』
という悩みを打ち明けられたが、コーチング形式で質疑したところ、彼なりに
斬新で奇抜な方法論を出してくれ、社内の雰囲気がておもマイルドになった。
(どんな方法論かは企業秘密です☆)

以上2点が私なりの問題解決能力強化の方法論である。
問題解決能力に磨きをかければ仕事だけでなく日常生活にも大きく役に立つものである。
仕事を支えるのはプライベートであるし、逆も然り。両方のライフスタイルを
好スパイラルに持っていくにはこの能力強化が一つの近道と言える。

当の私はと言うと、こうやって書きながらも自分の問題はいくつもあると思っており、
お陰さまでいろんな方にご指導頂きながら、過ごさせて頂いている。

欲を言えば、社内からもっと私への問題点を指摘するような風土が出来上がれば
自分の為、バズーの為、強いては社員全員の為になると思っている。
頑張る社員のさらなる飛躍を期待したい。それによって私自身もさらに飛躍できるから。


『熱血法人 バズー』
代表取締役 森下洋次郎

オンリーワンのススメ 前編からの続きである。
オンリーワンの生き方は何が良いか?

究極のメッセージとしては『自分として生き抜くこと』である。

己の特性を見出し、己にしか出来ない生き様を表現する。
人生は舞台のような物でそこでは皆が主役を張る役者のようなものだと思っている。
一度しか無い舞台は華やかで輝かしくあるべきである。

では、ここで私なりのオンリーワンの生き方を実現する法則を紹介したい。

【法則その1】自分を大好きになり、人にも共感してもらえる自分の良さをしっかり把握すること

個性は無限大にある。人間だから全部が全部好きな自分で無い一面も当然あり得るだろう。
許せない自分、情けない自分、恥ずかしい自分等、自分としては目を伏せたい
一面もあるだろうが、どの自分も最終的には認めてあげるべき。
決してどんなことをしてもよいかという事ではなく、直すところは直すべき。総じて自分を
最も愛せるのは究極自分しかいないと思っている。一方で自分の良さは独りよがりであってはいけない。
どこかの誰かが『君のそういう所っていいよね?』と言ってもらえるものの方がよい。
身近な人(家族、友達、恋人、同僚)が共感する点を意識すれば大筋間違えないと言えるであろう。

【法則その2】人を大好きになり、人から得られる情報すべてに学びを感じ取る謙虚な姿勢があること

前段のブログにも述べたように「人に好かれるポイントは人を好きになること」である。
私が考えるオンリーワンは前段と少し被るが「人に共感を湧き起こすオンリーワン」である。
「俺の生き方は誰にも理解されなくていいのさ」なんて語るカッコつけも心のどこかで誰かの
共感を得た方が幸せだと思うもの。当の私が以前はそんな時もあったから良く分かる。
オンリーワンな自分は常に進化し続けるべきである。この為には自分の思考だけでは
限界がある為、周囲の人々から学びさらに磨き上げる方法が効率的。
周りからの学びを自己研磨に繋げ、学ぶところは真似し、そうでないところは差別化する。
人から学べば学ぶほど自分を磨きあげる好スパイラルを巻き起こすことである。
私はと言うと次男ということもあり、人からの情報を割と吸収しやすい体質を持っている。
自分の周りにはパーツパーツで参考になる生き方をしている人が多い。この点ではこの人を
あの点ではあの人をと言った具合で自分の生活ライフルの節々に目標を見つけ、
自分なりの生き方を探求することが手っ取り早い方法とえいる。

【法則その3】自らの決断を信じてあげること
法則1と少し似た要素があるものの、あえて別立てしたのにはこの要素の重要性を意味している。
オンリーワンの生き方というぐらいだからそれを形成するに当たり、多くの意思決定ポイントが存在する。
各ポイントの答えは自分で見つけて、正しかったかどうかも自分で検算するしかない。生き方の特殊で
面白いところでもあるが、最もここが人生の岐路を分ける点でもあると思う。
ここで私の話を少ししたい。

今に至るまで決断することが多くあった。
・奈良県出身の私が小学校6年生にして鹿児島の寮生活を選択したこと
・中高時代はサッカーにあけくれスポーツ推薦を目指したものの最終的には大学受験を選択したこと
・就職決定後は学校には行かず、アメリカに留学したこと
・サラリーマン時代は大手企業を早くして離職したこと
・転職先のベンチャー企業勤務時には方向性の違いから後先考えず翌日に辞表を出したこと
・そしてバズーが始まってからの数え切れない意思決定。etc・・・

これら全ての決断が正しかったかと言うと正直分からない。
中にはもっとこうした方が良かったとありがたいメッセージを頂くかもしれない。
でも、私に出来ること強いては私がオンリーワンな生き方を続けられるのは
自分の下した決断が必ず将来に繋がってると信じ続けているからである。
世間で言う所の正しい、間違いは真摯に受け止めるべきであるが、自分の決断
を認めてあげるのは自分しかいない。(勿論、法的な範囲では気にする必要があるが。)

上記3点、私が心がけるポイントを述べさせて頂いた。
決して私が絶対に正しいとは思ってはいない。
他にもっといい方法があれば私も是非学ばせてほしいと思っている。

ただ、私が感じる部分が皆様の共感を感じて頂ければ嬉しいし、
自分が皆様のさらなる飛躍に役立てることを願って尽きない。


『熱血法人 バズー』
熱血社長 森下洋次郎

先日前職の飲み会の席に招かれる。
金曜夜というのに20人ばかり集まっており、軽い同窓会に近い形の宴となる。

皆その職場をきっかけに出会った面々が集った形であるが、
今も在職するものもいれば、卒業して各々異なる業界で働く者も多い。
懐かしい話が尽きない中で、いろんな情報交換を積極的に行っていた。
個人的な所感としては皆それぞれいいサヤに収まった感を感じる。

こういう場で良くあるのは自分と似たフィールドに居た人間の今がどうなってる
かということである。特に弾んだのは年商はいくらか?年収はいくらか?
どんな所に住んでるのか?どんな車に乗っているのか?等々である。
内容がリアルであればある程、盛り上がる。周囲の情報を得ることで
自分のアイデンティティーを確認したがる正に人間の性と言っても良いよくある現象である。

私はと言うとこの手の会話になった時の反応が割と冷ややかである。

競争で勝ち抜き、No1を取ることは素晴らしい、でもそれを維持することは
想像を絶する厳しさがある。仮にNo1を取ってもそれを維持するプレッシャーに
悩まされたり、フィールドを変えても今度はゼロからそこのNo1を目指したりと
常に競争意識から逃げられないスパイラルに陥ってしまいがち。根本の
人生やそのプロセスを味わい楽しむという大切な部分が抜けてしまいがちな現象に陥りやすい。

私はビジネスの世界しかしらないが、どの業界においても同じことが言えると思う。
その点先日の浅田真央選手の金メダル思考は競争社会で生き抜くパターンの最たる姿。
若さもあると思うが、あそこまで行けば天才級。ところが皆彼女のようになれるかというと
全くそうでない。0.0000xxx%の確立を目指すならあの姿でも良いが、凡人はそうもいかない。

話はそれるが、有吉という芸人がいる。個人的に彼のファンである。
彼も同じようなことをテレビで言っていた。「No1になってはいけない」
その先は落ちるばかりだから。一度どん底に落ちた人間の発言だけに
とても説得力が強い。

私の人生は、特に社会人になってからはいろんな競争社会に生きてたが、
自分はNo1で生きることを早い段階で見切りをつけた経緯がある。

サラリーマン時代の私は同期が100名を超える大所帯であり、しかも
皆そこそこ優秀であった為早い段階でNo1を取ることから、如何に
人と違った人生を生き、自分にしか創れない人生を創るオンリーワンの
生き方にシフトチェンジしたと言う訳である。

これには当時の会社のNo1にさほど魅力を感じなかったという経緯もあるが
(No1と言ってもあくまで大企業の為、私が見える現場でのNo1という意味)
面白いのは当初No1だと思ってた人やその周辺に付けてた人が8年経った
今どうなってるかと言うことである。決して社長まで上り詰めた人間はいない。
転職するものや独立するもの、中には競争に敗れて行方知らずのもの等
様々なのである。

では、オンリーワンの生き方にはどんな良さがあり、それを志すには
どんなノウハウが必要になるのか、これは後篇にて記したいと思う。

『熱血法人 バズー』
熱血社長 森下洋次郎