オンリーワンのススメ 前編

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先日前職の飲み会の席に招かれる。
金曜夜というのに20人ばかり集まっており、軽い同窓会に近い形の宴となる。

皆その職場をきっかけに出会った面々が集った形であるが、
今も在職するものもいれば、卒業して各々異なる業界で働く者も多い。
懐かしい話が尽きない中で、いろんな情報交換を積極的に行っていた。
個人的な所感としては皆それぞれいいサヤに収まった感を感じる。

こういう場で良くあるのは自分と似たフィールドに居た人間の今がどうなってる
かということである。特に弾んだのは年商はいくらか?年収はいくらか?
どんな所に住んでるのか?どんな車に乗っているのか?等々である。
内容がリアルであればある程、盛り上がる。周囲の情報を得ることで
自分のアイデンティティーを確認したがる正に人間の性と言っても良いよくある現象である。

私はと言うとこの手の会話になった時の反応が割と冷ややかである。

競争で勝ち抜き、No1を取ることは素晴らしい、でもそれを維持することは
想像を絶する厳しさがある。仮にNo1を取ってもそれを維持するプレッシャーに
悩まされたり、フィールドを変えても今度はゼロからそこのNo1を目指したりと
常に競争意識から逃げられないスパイラルに陥ってしまいがち。根本の
人生やそのプロセスを味わい楽しむという大切な部分が抜けてしまいがちな現象に陥りやすい。

私はビジネスの世界しかしらないが、どの業界においても同じことが言えると思う。
その点先日の浅田真央選手の金メダル思考は競争社会で生き抜くパターンの最たる姿。
若さもあると思うが、あそこまで行けば天才級。ところが皆彼女のようになれるかというと
全くそうでない。0.0000xxx%の確立を目指すならあの姿でも良いが、凡人はそうもいかない。

話はそれるが、有吉という芸人がいる。個人的に彼のファンである。
彼も同じようなことをテレビで言っていた。「No1になってはいけない」
その先は落ちるばかりだから。一度どん底に落ちた人間の発言だけに
とても説得力が強い。

私の人生は、特に社会人になってからはいろんな競争社会に生きてたが、
自分はNo1で生きることを早い段階で見切りをつけた経緯がある。

サラリーマン時代の私は同期が100名を超える大所帯であり、しかも
皆そこそこ優秀であった為早い段階でNo1を取ることから、如何に
人と違った人生を生き、自分にしか創れない人生を創るオンリーワンの
生き方にシフトチェンジしたと言う訳である。

これには当時の会社のNo1にさほど魅力を感じなかったという経緯もあるが
(No1と言ってもあくまで大企業の為、私が見える現場でのNo1という意味)
面白いのは当初No1だと思ってた人やその周辺に付けてた人が8年経った
今どうなってるかと言うことである。決して社長まで上り詰めた人間はいない。
転職するものや独立するもの、中には競争に敗れて行方知らずのもの等
様々なのである。

では、オンリーワンの生き方にはどんな良さがあり、それを志すには
どんなノウハウが必要になるのか、これは後篇にて記したいと思う。

『熱血法人 バズー』
熱血社長 森下洋次郎


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