2010年7月アーカイブ

バズーが生まれて丸4年。様々な取り組みによって徐々にメンバーの結束は強まる中で、事業面では当初想定し得なかった事業もどんどん生まれつつある。そこで今一度立ち止り、我々が何を目指し、何を実現したいのかを整理しようと思い、当社の経営理念・ビジョン・行動規範を見直すことに。


【経営理念】
人々に最高の人生を提供する


【経営哲学】
「最高の人生」とはどんなものだろう。「あなたにとって最高の人生とは何か?」と聞かれたときにあなたはどう答えるだろうか?過去を振り返ると人間だれしもが少なからず最高の体験を持っているはずである。そんな状態の連続が「最高の人生」と呼べるんだと思う。

「最高の人生」を歩むことは自分だけでなく周りにも強い影響を与える。人々に夢や感動を与えるだけではなく、人々の人生を変える大きなきっかけに繋がることだってある。つまり自らがそうなることは自分のみでなく社会にとっても素晴らしい偉業とも言える。

ではどうすれば「最高の人生」を迎えることが出来るのだろうか?それは、誰しもが望むものでありながら実現することは難しい。我々は企業活動を通じてその再現性を見出し、我々に関わる少しでも多くの皆さまに「最高の人生」を提供出来るような会社でありたい、そう願っている。

そこで、我々は一つの仮説を持っている。「最高の人生」は、自分がやりたいことを実現したり、自分にしか出来ない何かを見出せたりしたときに生まれるものではなかろうか。この仮説に基づき、一つのビジョンを形成する。


【ビジョン】

「やりたい」を仕事に、「出来る」を仕事にする

そもそも「働く」とは何なのだろうか?それは、「やりたいこと」や「出来ること」を通じて、身の回りの人々や社会に貢献していくことである。

「やりたい」を仕事に・・・
やりたいこと、好きなことをビジネスにします。好きこそ最大の競争優位に成り得るという考えが根本にあります。

「出来る」を仕事に・・・
自分達ならではの能力を活かして、「ナンバーワンかオンリーワンになれる分野」に特化したビジネスを行います。これが自分達の存在意義をより明確にすると考えます。


【行動規範】

【Communication】
・誰に対しても明るく元気よく気持ちの良い挨拶が出来る人
・自分の想いを周りに正しく伝えられる人
・周りの人間の気持ちを理解し、納得したコミュニケーションを取れる人
・謙虚で素直。たとえ耳に痛い忠告にもきちんと耳を傾けられる人
・『ちょっといい話』に積極的に参加出来ている人
・論理的思考能力があり、それに基づいた適切な会話が出来ている人

【Work】
・短納期・低コスト実現に向けて適切な動きが出来ている人
・高品質実現に向けて適切な動きが出来ている人
・誰もが認める専門性を持ち、本人もそれを認識している人


【Professional】
・遅刻をせずに時間に正確な人
・プロらしき電話対応が出来ている人
・挑戦に対する意欲の高い人
・有言実行、約束を守れる人(クライアントとの約束、メンバーとの約束)
・クライアント満足を常に考え、実践できている人
・ポジティブな思考回路を持っている人
・課題は自分で見つけ、解決出来る人
・報告・連絡・相談を正しく行えている人
・経営者意識を持って仕事に取り組めている人


【Culture】
・周囲からの依頼に対して気持ちよく応えられる人
・誰が見ても誠実な人
・周囲を不快にさせていない人
・いい訳をしない人
・困っているスタッフを自発的に助けられる人
・興味関心意欲が強く、何事も勉強だと前向きに捉えられる人
・失敗しても周りのせいにしな人、またそれに対して適切な行動を取れる人
・自信の夢や目標が明確であり、それが第三者に言葉でも伝えられる人
・体力とガッツのある人
・失敗した時のリカバリ能力に長けており、それをチャンスに変えられる人
・新しいアイデアを常に出し、周りにも「いいね!やってみよう!」と前向き発言が出来る人
・難題が降りかかった時に、どうすれば解決できるかを考え行動出来る人


昨今のようにモノやコトが溢れかえり、ニーズも一瞬で変わりゆく時代には企業は理念やビジョンで共有し、変化に上手く対応して生き抜くことが重要。バズーもこれを元にさらなるチーム力が強化されていくことを強く願う。


『熱血法人バズー』
熱血社長 森下洋次郎

10年後の私は、43歳である。

その頃のバズーは15期目を迎え、バズーホールディングというホールディング形体を取り、そこに各職能カンパニーが紐づいている。社員数はグループ全体で200人。各社にはそれぞれ10名~20名ぐらいの人員配置。きっと日本及び世界中の主要拠点に分かれて国際的な競争力に闘いうる企業体に変貌していることであろう。

バズーのメソッドやPhilosophyに共感し、そこの仲間に強く入りたいと願う意欲高い世界各国の若者が当社の門を叩き、狭き採用枠を競い合う。当然ながら採用のハードルは極めて高い。書類選考から考えると内定率1000倍近くの競争倍率になっていると思う。私の最終面接は受けるだけでも人生や世界観が変わると呼ばれるぐらい影響力があるものになっており、他にないユニークなコミュニケーションを取れる場として就職活動の名物詩として語られていることであろう。

運よく採用されたものには、魅力あふれるステップとステージを用意されており、その人のポテンシャルや意欲に応じて適切な配属が行われる。東京で採用されたのに翌年にはインドで開発やってるなんてことがざらにあると思う。さらに高いレベルのステップや環境や仕組みを準備しようとするEmployee Success(=従業員の成功)チームと、与えられた環境をいち早くクリアしようとする従業員との攻防がある意味バズーが重要視しているイノベーションの一つ姿になってるかもしれない。

その時のバズーの社内での会話ではこんな具合である。

新入社員「予算10,000,000円でこんな事業プラン立ててみたんですけど、どうでしょう?」
上司「へえ~。でもこれそもそも君が心からやりたいことなの?これを愛して止まないと言える根拠は何かある?」
新入社員「はい。確かにそれをやる為に僕は生れてきたわけではないので、そこまででは無いですが、僕が取り組んできたバックグランドを考えるとこのビジネスって絶対僕しか出来ないと思うんです。」
上司「それって本当に?」
新入社員「はい。少なくとも僕は世界で自分しかできないビジネスだと信じてます」
上司「なるほど。でも1000万円だと予算オーバーだから俺の方でこっそり立て替えておくよ。社長には内緒にしておいてくれよな。」
何て具合。

そもそもが「やりたいことを仕事に」「出来ることを仕事に」のコンセプトに共感して入社してくる厳選されたメンバーが集まっているわけであるから、そこで起こるやりとりは全てがイノベーションに繋がり得ると言えるであろう。世界中のマーケットニーズに貪欲になり、「やりたいこと、出来ること」を何でもビジネスにしてしまう、そんなまるでコングロマリッド企業としてバズーのブランディングは築かれていく。もしかしたらモバイルでもなく、スクールでもなく新しいSomethingが主事業となっている可能性も大いに在り得ると言えるであろう。

やりたい意欲は大いに尊重し、会社として全面的に支援する。全ての従業員が仕事に対して強い想いと責任感を持ち、そのビジネスを通じて人間としても成長出来る環境がある。一方でそんな自由な風土の傍ら、立ち上がった事業に対してはシビアな意思決定もハンパじゃない。見込みが無かったり、担当の意思が弱かったりした瞬間に止められるぐらいの緊張感とスピード感である。若者はまるで起業の登竜門としてバズーを考えて入社するが、気づけばそこに働く仲間との時間、与えられた厳しくもあり大いに意欲をそそられる環境に魅了され、いつの間にか起業よりもそこで長きに渡り過ごすことにやりがいと生きがいを感じてしまうそんな企業になっていると思う。

私自身も生活の半分は海外で、半分は国内で過ごす比較的国際感覚豊かな経営者になっている。財布にお金が入ってるのと同じ感覚でパスポートを常に持ち歩き、近所に出向く感覚で海外に行き来する、そんなグローバルな男に成っているであろう。

年に一度は世界中の社員全員で集まる機会があり、世界の景色を楽しみながら、くだらない話を語り合う。社員同士だけでなく、家族や恋人等皆がざっくばらんに他愛のない会話を楽しめるといった具合。全社的な風土として短期的な急成長よりは、たとえ緩やかでも長期的で安定感ある成長を好む傾向にある、でも自分達が決めたこと、ポリシーを持っていることは明確にあり、それに対しては誰よりも熱くなれる、そんな集団になっていると思う。(私はきっとその時にも現役バリバリの熱血男であることは言うまでもない)雰囲気としては、競争や規律を重視する一見外資系的な要素も強いが、家族ぐるみの人間関係、温かく情に溢れる周囲との人間関係等、日本企業ならではの良さも垣間見れる環境でもある。

私の興味はその頃には政治の方向に目を向けていると思う。バズーのユニークな人材育成システムが評価され、各教育機関に招かれ、講義の場に立つ機会はその頃は少なくない中で、自らもっと根本的な制度を作れるポジションを目指すことは自明の理であると言える。今もこの先も変わらないことは自らの環境は人に依存せず、必ず自らの力で作っていく、このポリシーは10年後も変わっていないことであろう。

10年後のバズーの事業はどんなものがあるのだろうか?これは10年後のバズーにどんな人がいるべきかを考えた方がよりイメージがしやすくなると言える。彼らもしくは彼女たち自身がビジネスを創っていくからである。どんな人とやりたいかどんな人と仕事人生を共にしたいかを今一度強く考えることが未来のバズーの事業を形作りというものである。

10年後の自分がこのブログを見たときに、恥ずかしくない様に、日々経営人として毎日を精進したいと思う。


『熱血法人バズー』
熱血社長 森下洋次郎