読書は最適のコミュニケーションツール

| コメント(0) | トラックバック(0)

先日とある社長から書籍をお借りし、手紙付きで送ったところ大変喜んで頂けたという出来事があった。というのもお借りした際に書籍に社長が気になった箇所に線が引かれてるのを見て、私も気になる箇所に色を変えて線を引かせて頂き、その状態でお返しした為である。『そんなことをしてきたやつは初めてだ』と偉く喜んで頂けた様子を後日社長の部下の方からお聞きした。(勿論線を引くのに先方に承諾は頂いたうえでの行為である。)

一般的に学習熱心な人は大概書籍に線を引く傾向がある。読むだけではなく重要な箇所を再読し、体得する為であろう。この方法は私も良く使っている。本来書籍は1度読んだぐらいでは内容はうっすらとしか覚えていないものである。通常であれば印象を受けた1つか2つのメッセージ、よっぽど自称天才と言う人でなければそのぐらいが後々の記憶に残っている数としては限界であろう。かといって同じ書籍を2度読むことは皆意外としないものである。何度も読んで体得するにはよほどのきっかけや習慣が必要になってくるのではなかろうか。

私の場合、自分が線を引いた書籍を読んでほしい人に貸して、その人にも線を引いてもらい、どこに線を引いたかをあとでじっくり確認するということを習慣としてよくやっている。これがなかなかその人のことをよりよく知る為のいいきっかけになるからだ。書籍のどこに線を引いたかを確認し合うことは、対面と対話することに比べると一段階思考する間を置けるので、より味わい深いコミュニケーションと呼べるであろう。

また、日本人と言うのは欧米に比べると表現ベタで、個人の思考に深入りして入っていくことを嫌う傾向が割と強い。微妙な距離感や空気感を大事にする独特の文化とも呼べるべき習慣がある。これ自体を私は否定しないが、反面、誤解や気持ちの齟齬等も起こりやすい。こんな場合に書籍を通じたコミュニケーションは日本人向けとも言える。

書籍を読めと言うと社内で必ず仕事が忙しいという社員がいる。こういった現象はどこの会社にもあるらしい。価値観を押し付けるのではなく主要な線を引いた箇所だけを閲覧して自分がどこを気にしたのかを確認してもらうようにしている。これだとどれだけ忙しい社員であろうと受け入れてくれやすい。

『書籍に線を引きあって確認し合うコミュニケーション』皆さまにも是非お試し頂きたい。


~モバイルでNo1のグローバル企業へ~
バズー株式会社
熱血社長 森下洋次郎

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://president.buzoo.jp/mt4/mt-tb.cgi/351

コメントする