従業員満足の真の意味

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我が社バズーでは「従業員満足」を最たる目標に掲げている。「従業員満足」→「クライアント満足」→「業績向上」→「株主満足」という法則に基づいた考え方である。ではこの「従業員満足」に込めた真の意味合いとは何なのか?先日Twitterでも挙げた「Seven Eyes Docs(※)」という組織診断テストの当社における結果に基づき説明しておきたい。

【※Seven Eyes Docsの補足説明】
このツールは組織診断するに当たって約50個の設問を用意し、「重要度」と「満足度」をそれぞれ4段階に分けて選択させていくという内容である。例えば設問で「会社全体として、当社一般社員の資質・力量・頑張り度合いには満足している」という設問に対して「重要度」が高く、「満足度」が低いとなれば、これは組織にとって「緊急改善措置」が必要になり、社員の意識改革を始め人事異動等の大胆な施策が必要になるといった具合である。


具体的な内容は企業秘密とさせて頂くが、社員別に総合的な満足度のランキングを出してみたところ、当社の上層部に行けばいくほど満足度が低いというデータが集まってきた。パット見でマネジメントの不満は経営の根幹を揺るがす事態にも成り得る為、緊急カウンリングを全社員個別に実施したところ一つの事実が浮かび上がる。

満足度が低いからと言ってモチベーションが低いということではないということである。

というのも我が社のマネジメントはCTOCOOを始めとして幹部のモチベーションはハンパなく高い。表ににじみ出るタイプでは決してないが、内に秘めた強い意志は最近になってはオーラとなって感じ取ることが出来る。満足度が低かった原因は彼らの高い理想が故に起こるものであり、現状の環境にはとてもじゃないけど満足出来ないというという強い意志の表れとも言える。一方でマネージャー以外のスタッフ社員の満足度が総じて高かったのはある意味自分にチャレンジングな目標設定をしないことで居心地の良い環境を作る傾向にあることも分かってきた。

では「従業員満足」の真の意味合いとは何なのか?

これは「高い志」に基づき、自分で設定した壁を乗り越えることを前提として初めて得られる満足感のことと言える。決して安心感や居心地の良さによるものではなく、Seven Eyes Docsによって得られる見た目の満足度からは表に出てこない真実である。

我が社が追いかける「従業員満足」とは、現状に満足するのではなく「昨日の自分に打ち勝つんだ」という常にチャレンジして変化を求める人間に対し、十分に満足のいく環境を整えてあげることが真の姿と言える。

安心感や居心地を何故今の時代に重きを置くべきではないのだろうか?

それは歴史が証明している。終身雇用制度の崩壊やアジアを始めとした途上国の急成長により、今や経済大国の名が過去の産物になりつつある日本国を見れば明らかだ。平和ボケしてきた痛い代償は暫く重くこの先の若い世代にのしかかることは間違いないであろう。

人間は大人になればなるほどチャレンジすることを敬遠しがちになる。失敗した時に傷ついたり挫折したりすることに対する恐怖心があるからだ。しかしそんな彼らも、幼い頃は跳び箱を見たときにさらに高い跳び箱を飛ぼうと自発的に思った経験はあるはずだ。つまり、人間誰しもが個人差はあれど、成長意欲を持っているものだと言ってよい。企業の役割はこういった人材に対して、幼い頃に持ち合わせたチャレンジ精神を蘇らせ、成功体験を通じて自信を持ってもらえるような環境を作っていくことにあると私は思う。だからこそ我が社では「プロジェクト制度」等を通じて社員の自発的意欲を形に変え、評価すると言う方針を積極的に打ち出している。

こういった想いを掲げる我が社にも批判的な目を持つ人もいる。お陰さまで採用応募状況は日に日に増えてきており、入社を切望してもらえる人も増えてきているが、頭のよさそうな人に限って冷やかな視点を持つ傾向があることは正直否めない。批判は大いに受けとめようと思う。しかし我が社のこの想いの真実は10年後、20年後我が社の人財がどうなっているか、そしてバズー自信がどうなっているかによって証明されると思っている。今の現状というのはさほど重要ではない。企業を見る時には経営者がどこを目指して走っているかをしっかり見極める目が必要だと思う。「光の道」の構想で敗れたソフトバンク孫社長は未だに諦めず総務省相手でも戦いを続ける意思を持たれている。しかし私は彼のような、こけても起きてチャレンジしていく精神こそこれから全ての日本人が背負うべきマインドではないかと思っている。

良くも悪くもバズーはまだまだ成長途上の名もなき一民間企業に過ぎない。でもここから一人でも多くの高い壁を乗り越えようとするチャレンジ精神(=生きる力)を持った人材を輩出し、社会貢献に繋げていくこと、そしてそういった活動を継続していくことが我が社バズーの社会的責任であると信じている。

~日本発世界へ 挑戦と冒険に挑むベンチャー企業~
バズー株式会社
熱血社長 森下洋次郎

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